天気も良し、宿も取れたので、紅葉を期待して、予てからの念願である大台ケ原の日出ヶ岳を目指す。
駐車場に到着すると、既に満杯に近い状態である。
先ず、吉野熊野国立公園大台ヶ原ビジターセンターに寄って情報収集する。
西大台に入るには、事前申請が必要とのことで、今回はゆっくりと東大台を散策することにする。
今夜の宿を確認してから、登山口へ。 分岐点で上道に入り、紅葉が所々に見られる林の中を尾根に向かう。
尾根に出ると、視界が開け、左手に日出ヶ岳、右手に熊野灘が見える。
標高差60mの山頂までは、木製の階段が整備されている。
南に、正木峠が見え出すと、目の前に、青空に包まれた、巨大な展望台が現れる。
展望台からは、尾鷲付近の熊野灘の青い海や、紀伊半島の山々が見渡せ、360度のパノラマが楽しめる。
再び、尾根まで下りて、正木峠にあるピークに向かう。 ピークからは、眼下に熊野灘が広がり、壮大な気分になる。
日本有数の豪雨地帯なので、鬱蒼とした森を頭に描いてきたが、
この辺りは、台風などで樹木が倒され、笹の原っぱに枯れ木が立つ、陽射し一杯の明るい散策路になっている。
遮るものも無い眺望は、青空を背景にまぶしいほどの景観を提供してくれる。
正木ヶ原を過ぎると、大蛇ーへの分岐点である尾崎辻に出る。
中道を通って、駐車場に戻り、「心・湯治館」に早めのチェックインをする。
日出ヶ岳
地図の中央の赤い「+」印が日出ヶ岳です <奈良県吉野郡上北山村大字小橡にて>
日出ヶ岳の登山風景を、下記の「日出ヶ岳」のボタンをクリックして67枚のスライド写真でご覧ください。