昨年の正月登山に引き続き、今年も初登りは本宮山へ。
この時期は、大勢の登山者が詰め掛け、山麓にあるウォーキングセンタの駐車場は勿論、本宮の湯の駐車場も登山側は満杯だ。
大勢の登山者の中を、挨拶をしながら登る。 昨年には見られなかった倒木の姿に心を痛めたが、切り株の年輪を数え、
数百年であることに気づく。
御神木の千年杉以外にも、参道の両側には三から五百年ぐらいの巨木が並んでいるのに改めて感動する。
「砥鹿神社奥の院」に参拝し、御神木前の控え室に入ると、登山者で溢れている。
この山は、自己申告の登山回数が掲示してあるが、最高回数は七千回余りと金剛山には及ばない。
砥鹿神社奥の院の赤い大鳥居辺りの参道は、氷結していたが、用意したアイゼンは必要なかった。
本宮山の山頂から、霞んでいる三河湾を望んでから下山する。
下山後山麓にあるウォーキングセンターに寄ったら、クラスメイトだったM君が、昨年、
標高8201mで世界第6位のチョ・オューに登頂したときの写真を展示していた。
53年前の1957年に、立山剣岳縦走後、剣沢を経由して黒部渓谷の十字峡まで同行させてもらったが、
彼はその後も半世紀余りに渡り、山を極める人生を過ごしているようだ。
久しぶりに、昔の思い出に耽りながら帰路に着く。
本宮山
地図の中央の赤い「+」印が山頂の場所です <愛知県豊川市上長山町にて>
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本宮山第5回登頂 2009年1月4日