天城山(1406m)        2009年10月28日


 万二郎岳からピーク越に万三郎岳を望む(左)

 昨夜宿泊した伊豆高原から天城高原にまで走り、天城高原ゴルフ場横の広い無料駐車場へ。  登山口は、天城峠までの縦走路とシャクナゲコースの回遊路のスタートになっている。
 最初から、涸沢分岐点経由万三郎岳と万二郎岳との分岐点である四辻まで下りになる。  四辻から万二郎岳山頂まで、展望の乏しい林の中を、点在する色付いた木々を眺めながら一気に登る。  百名山にも拘らず、二人だけの山頂を楽しみむ。
 万二郎岳から1325mのピークまでは、自然林が広がり、紅葉の中を歩く。  ピークから下り、馬の背、アセビのトンネル、石楠立と呼ばれるシャクナゲの群生地を通り過ぎると、 最後の上りになり、天城山最高峰の万三郎岳山頂に到着する。
 紅葉に囲まれた山頂で、二人だけの昼食を終え、戸塚峠に向かって歩くと、涸沢分岐点へ下る分岐点に出る。  急坂に設けられた階段を下ると、段々、足場が悪くなり、表示板も疎らになる。   天城山の北山麓をトラバースする、涸沢分岐点から四辻までの登山道は、本格的な山道になる。
 山頂付近では、登山者は少なかったが、登山口に辿り着いた頃には、前後に多くのパーティーの姿が見られ、 流石に百名山の一つであることを実感した。
  万二郎岳    地図の中央の赤い「+」印が万二郎岳の山頂です        <静岡県伊豆市冷川にて>
  万三郎岳    地図の中央の赤い「+」印が万三郎岳の山頂です        <静岡県加茂郡東伊豆町肩瀬にて>     
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 天城山の紅葉の中を歩く(左)

 天城山は、この時期が紅葉の最良期とのことで、伊豆高原に宿泊し、 天城高原ゴルフ場の横の登山口から、シャクナゲコースの一周に挑む。
 登山口から直ぐに下りになるが、登山道は紅葉の落ち葉で、紅の絨毯で覆われている。  万二郎岳までの登山道は、植林の中に所々で彩りを見つける程度だが、 万二郎岳から1325mのピークにかけての登山道は、落葉樹に覆われ、 前も後ろも全山紅葉と言った趣であった。
 馬の背、石楠立から、天城山最高峰の万三郎岳までの登山道も紅葉が一段と鮮やかで、 二人だけの山頂での滞在が勿体無い感じであった。
 万三郎岳から涸沢分岐点経由の四辻までの山道は、樹林の間から、紅葉に彩られ、 日の光を反射して耀くばかりの山々を垣間見ることが出来た。  しかし、登山道全体を通じて樹林の囲まれて、展望に乏しいのが残念であった。
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