巣雲山(590m)と大室山(580m)    2009年10月27日


 巣雲山から相模灘に浮かぶ初島を望む(左)

 日本百名山である天城山登頂を目指して東名を東に向かう。
 車窓や、富士サービスエリアからの富士山は、先日の雪を被り、美しい姿を見せて幸先の良い旅を予感させる。  亀石峠から伊豆スカイラインに入と、富士山の山頂は雲に隠れて見えず。
 道路脇から、標高590mの巣雲山を目指す。  山頂からは、 紺碧の相模灘に浮かぶ、初島や手石島が見える。  雲に覆われた、富士山の西には駿河湾、その南に、沼津アルプス、西伊豆スカイラインの山々が見える。
 スカイラインを天城高原ICを降りて、松川湖畔の展望広場へ。  奥野ダムによって造られ松川湖を眺めてから、伊豆半島で唯一の天然湖であり、伊豆の瞳と言われている「一碧湖」へ。  湖畔のそば屋「手打庵」で昼食をする。
  巣雲山    地図の中央の赤い「+」印が巣雲山の山頂です        <静岡県伊豆市下白岩にて>     
巣雲山の登山風景を、下記の「巣雲山」のボタンをクリックして、28枚の写真でご覧ください。


 大室山の山頂にて、相模灘を背景に(左)

 伊豆高原の大室山を右回りに走り、「桜の里」を通り過ぎて、「伊豆サボテン公園」の前の大室山駐車場へ。
 登山リフトに乗ると4分で、標高580mの大室山の山頂に到着。  大室山は火山で、火口底はアーチェリー場になっていて、一般客立ち入り禁止である。
 火口を左回りに回る。 北東を望むと、小室山(321m)や一碧湖が見える。  五智妙来地蔵尊を過ぎると、大室山の三角点があり、背後に天城山の最高峰である万三郎岳(1406m)が聳えている。
 東に回ると、相模灘に、大島、利島、新島など伊豆七島が見える。 三宅島も微かに確認できた。  眼下には、伊豆高原が広がり、別荘地が点在している。  大室山浅間神社に参拝してから下山する。
 最後の目的地である小室山公園に到着、小室山ウォーキングコースを登る。  小室山の山頂から、夕日に染まる大島や初島を眺めて、今日の伊豆散策を終える。

  大室山    地図の中央の赤い「+」印が大室山の山頂です        <静岡県伊東市池にて>     
  小室山    地図の中央の赤い「+」印が小室山の山頂です        <静岡県伊東市川奈にて>     
大室山と小室山からの風景を、下記の「大室山と小室山」のボタンをクリックして、45枚の写真でご覧ください。

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