瑠璃山(695m)        2008年1月3日


 鳳来寺山の鷹打場にある突岩に登る(左)

 年が明けて、戊子の今年の初登りは鳳来寺山にする。  お大と広忠が鳳来寺のお薬師さんに願掛けして、徳川家康が生まれたとのことで、家光が命じて 建立された日本3大東照宮が祀られている。
 東照宮は全国に数え切れないほどあるが、何処の「3大名物」でも3番目は地元のものを 数え上げている。 鳳来寺の東照宮も、この事例の一つであるらしい。
 兎に角、鳳来寺山に最初に登った年も、戊子の年であったことが、今年の初登りに選んだ最大の理由である。
 往時は、廃線になった田口線の鳳来寺駅から参道を歩いたが、今回も、バス停の鳳来寺駅から参道を石段まで歩く。  参道には十二支の石碑や、樹齢1400年の「ねずの樹」、この地を訪れた、芭蕉、牧水、山頭火の立像や歌碑、 三つの門など賑やかに並んでいる。
 1425段の石段にも、重文の仁王門、新日本名木百選の「傘すぎ」、「松高院」「医王院」が続く。  60年前の登山は、本殿に参拝後、行者越から 飯田線の三河大野まで歩いた記憶があるが、 途轍もなく長い道のりであったお思い出がある。
 今回は、本殿に参拝後、大師堂、開山堂、不動堂、奥の院を参拝して、鳳来寺山と瑠璃山の山頂に立ち寄ってから、 尾根伝いのハイキングコースを歩き、天狗岩や鷹打場からの展望を楽しんだ後に、東照宮に参拝する。
 本殿前の田楽殿で鳳来寺田楽を披露していたので、それを鑑賞した後、石段をバイパスして、馬の背コースを下り、 バス停まで戻る。
     瑠璃山  地図の中央の赤い「+」印が山頂の場所です                    <愛知県新城市鳳来寺町にて>
 注:地図では鳳来寺山(684m)の代わりに瑠璃山(695m)を鳳来寺山と表示されている

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