物見山(327m)      2007年12月9日


 物見山山頂から名古屋の高層ビル群を望む(左)

 海上の森の黄葉が素晴らしいとの情報により、序に猿投山まで足を伸ばそうかと、 万博の会場として有名になった「海上の森」に向かう。  ホームページの海上の森案内図にある唯一の駐車場を目指して、案内板を探すも全然目当たらず。  カーナビで駐車場の位置を指定して、やっとたどり着く。
 未整備の駐車場は既に車で溢れていた。  猿投山への登山道などの情報を探したが、上記案内図が書かれた掲示板があるだけ。  地形図から、案内板に示された「至山路」と書かれた先から東海自然歩道経由でもと簡単に考えたのが大間違いであった。
 後で分かったが、海上の森から猿投山へのコースは、物見山経由のルートが最適らしいが、そのような説明情報は 全く無い。
 海上の森は万博時の自然保護騒動以来殆ど手が入れられて無いらしく、メイン通路以外は、 万博前の不明瞭な古い掲示板が所々あるのみだ。  野鳥の会などの一部の団体が、一般の人の入山を拒否しているのかと思いたくなるほど未整備の状態であった。
 標識が全く無い山道をさ迷いながら、鉄塔まで辿り着いたが、時計の針と相談して、先日の藤原岳に続いて登頂を断念する。  地元の登山者に尋ねながら、物見山経由で海上の森へ。
 標識が全く無い森の中を「ものみ台」から篠田池を尋ね、四沢経由で駐車場へ。  自然保護と言うより、自然破壊を未整備で放置した荒廃の森と言った感想で、これなら寧ろ万博時に、 欧米で見られるように、人工庭園として整備したほうがよっぽど良かったのではないかと思った。  兎に角、全く期待外れで、お薦めの場所とは言いがたい所であった。
 物見山  地図の中央「☆」印が山頂の場所です                     <愛知県瀬戸市海上町 にて>
 海上の森の風景を、下記の「海上の森」のボタンをクリックして、20枚の写真でご覧ください。

次ページへ

21世紀からの山歩き