久しぶりに三河くらぶの月例山行に参加し、、梅の香を求めて湯河原の幕山登頂と麓の湯河原梅林へ。
曇り空の天気予報にも拘わらず、富士川サービスエリアでは、麓に雲を抱きながらも山頂は真っ白な峰をくっきり見せて、
幸先の良いことを感じる。
先日に比べて、やや多くなった雪を頂いた富士山が、雲から全貌を現しし、沼津インターから箱根峠まで我々を追いかけてくれた。
湯河原パークウェイ、山の手のオレンジラインを通り、湯河原の国道135号線に出たら、町は車で渋滞していた。
新崎川沿いの幕山公園への道に入ると、間もなく車は停車、この道は公園までの行き止まりなので、
下車して歩き、前に並ぶ車を通り過ぎていく。
案の定、幕山公園の駐車場は満車で待機している有様だ。
目の前に聳える幕山と、麓のほぼ満開近い湯河原梅林を右手に見ながら、
新崎川を遡上し、幕山を右回りに登るハイキングコースをスタートする。
「大石ヶ原」から登山道になる。
山からはどんどん登山者が下って来る。 低山にも拘わらず、北斜面から東に回る山道には、
霜がさくさくと音をたてる。 間もなく、山頂に到着。
南側前面に相模湾が広がり、左に真鶴半島、中央に初島や大島、
右に伊豆半島のやや霞んだパノラマが展開する。
広い山頂では、立錐の余地も無いとの表現が当てはまるほどの登山者の込みようにで、単独登山の多い私どもにとっては久しぶりの
有名地の登山であった。
幕山 地図の中央「☆」印が山頂の場所です
<神奈川県足柄下郡湯河原町吉浜にて>
幕山の風景を、下記の「幕山」のボタンをクリックして、14枚の写真でご覧ください。
幕山山頂から南面の急坂を下山する。 地形的には急坂であるが、登山道は広く、
ジグザグになっていて、快適なハイキングコースである。
幕山南面の切り立った断崖の岩肌が見えてくると、眼下に
「湯河原梅林」が広がってくる。
大勢の花見客に眺められながら、多くの若者がロッククライミングに興じていた。
山麓一面に広がる4000本余りの梅林の間を通り、駐車場へ。
道路には未だ駐車待ちの車が並んでいる。
帰路も、箱根峠を通り東名高速へ。
春霞に覆われてたが、雲ひとつ無い富士山がいつまでも見送ってくれた。
幕山公園
地図の中央「☆」印が公園の場所です
<神奈川県足柄下郡湯河原町鍛冶屋にて>
湯河原梅林の風景を、下記の「湯河原梅林」のボタンをクリックして、12枚の写真でご覧ください。