腕扱山(128m)から風切山(356m)へ    2006年12月27日

 
    落ち葉で埋もれている腕扱(ウデコギ)山の登山道(左)

 本年最後の登山は、奥三河名山八選の中で最後に残った風切山に向かう。
 桜淵公園からスタート。 前座として、公園の右手に見える腕扱山に寄る。  腕扱山は標高128mの低い山であるが、武田信玄が二万の精鋭を率いてこの山に陣し、 うでこぎ(腕の立つ者)をすぐって軍議を開いたことから、腕扱山と名付けられたという。  腕扱山の登山道は落葉樹の葉が殆ど落ち、落ち葉で埋もれていた。  山頂には、何故か明治天皇の全身像が立っていた。
 再び、公園まで戻り、左手に見える風切山へ向かう。  登山道には、立岩観音を起点、常福寺を終点とした、四国、西国、秩父などの弘法巡りのための石仏が並んでいる。  その他、落差13mの荒沢不動滝や、立岩観音などが登山道に彩りを添えている。
 風切山山頂からは、昨日の雨で透明度の高い大気を通して、 南側に展望が開け、東側に富幕山、 南に吉祥山、東に本宮山が望めた。  
 風切山 地図の中央「+」印が山頂の場所です             
 <愛知県新城市日吉にて>
 下記の「風切山」のボタンをクリックして、14枚の写真で、風切山と周辺の風景をご覧ください。

次ページへ

21世紀からの山歩き