:808 10月24日  桑谷山(1643m)
桑谷山(435m)             2006年10月24日

 
    桑谷山登山道は岡崎から西郡への往時の街道(左)

 県道324号生平幸田線の「桑谷」の交差点を南に行き、右手の徳川家康縁の「広忠寺」を過ぎると、 坂口池の奥に桑谷キャンプ場がある。
 池の東には、桑谷山に向かって山道が続いている。  この道は、岡崎から桑谷村(現在は岡崎市)を経て、峠越えで、西の郡(現在の蒲郡市の海岸部で、徳川家康が信長の もとに連れて行かれたときに、出港した浜辺)へ向かう往環路であった。  道端には「野辺地蔵」と呼ばれた地蔵菩薩が所々に置かれていて、旅人の心を休めたという。
 山頂近くには、「桑谷山荘」があり、 その横の桑谷展望園地にある巨大な展望台からは、西の郡、蒲形、三谷が統合した蒲郡市の市街地や、三河湾国定公園の 中心である竹島、その沖には、大島、小島、姫島が浮かぶ三河湾が見える。
 尾根を西に進むと、国土交通省大阪航空局岡崎航空路監視レーダー塔がある。  その北側に、桑谷山の山頂を示す一等三角点がひっそりと置かれている。
 桑谷山 地図の中央「+」印が山頂の場所です
 <愛知県岡崎市桑谷町にて>
 下記の「桑谷山の登山から」のボタンをクリックして、5枚の写真で、桑谷山の登山をご覧ください。

次ページへ

21世紀からの山歩き