飯盛山(1643m)             2006年10月18日

 
   飯盛(メシモリ)山登山道で溢れているハイカーの群れ(左)

 昨日の宿泊先である「八ヶ岳美術館ソサエティ」から飯盛山を目指して出発する。  今日も雲ひとつ無い青空に、八ヶ岳連峰が聳えている。  紅葉で色づいた、八ヶ岳東麓の中腹にある「八ヶ岳高原ライン」を走り、 東沢大橋から紅葉に囲まれた牛首山(2316m)とその背後に頭を覗かせる赤岳(2899m)を望む。  国道141号線から、小海線の日本国有鉄道(JL)の最高地点を通り、平沢峠へ。
 峠にある大きな駐車場に車を止め、先ず、平沢山を目指す。  多くの登山者と一緒に歩くも、平沢山への登山道は心もとなく、誰も入り込まないので、パスする。  八ヶ岳高原の紅葉と、青空を背景に聳える八ヶ岳を眺めながら飯盛山へ。
 この山は、清里駅からスタートするのが一般的らしく、山頂近くの清里駅との分岐点には、 駅の方向の登山者の列が途切れることは無かった。  御椀を伏せたような飯盛山には、お弁当を食べて、直ぐに、往路を引き返す。
 地元の中学生などの数グループと新宿からのクラブツーリストやJTBのツアーバスで溢れかえった登山道を見て、 「遠路はるばるやって来て登頂するだけの価値がある山」であることを、改めて納得する。  出発地点の平沢峠駐車場には新宿から来たバスなどが、5台もハイカーを待っていた。
   


      登山道から紅葉に彩られた八ヶ岳高原と八ヶ岳を望む(右)

 中央の赤岳(2899m)の右に横岳(2829m)、左には権現岳(2715m)へと尾根が続いている。


 
    八ヶ岳を背景に、平沢峠にあるしし岩に登る(左)

 溶岩が固まってできた岩だろうか、平沢峠にある「しし岩」は、八ヶ岳連峰を背景にして、岩の上に立つと、 その形状と、色合いからして、深山の岩場に立ったようなシーンが演出できた。
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 飯盛山 地図の中央「+」印が山頂の場所です
 <長野県南佐久郡南牧村大字平沢にて>

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21世紀からの山歩き