岩見山(255m)から八曾山(327m)へ  
  
2006年3月8日
 
 
      岩見山山頂の背景にリトルワールドが見える(左)                  厳頭洞渓谷にある厳頭洞(右)
 先日の日曜日に登った丹波富士は歩き足りなかったのと、上天気との天気予報に歩き直しの意味で、八曾山を目指す。
 中央自動車道の東小牧インターで降りて、県道49号春日井犬山線沿いの入鹿池から五条川を遡り、「もみの木駐車場」に到着。
 厳頭洞渓谷へのコースは工事中で通行止めの標識が立っている。
 途中の五段滝までは行けるらしい。
 行ける所まで行って見ようと出発する。
 途中で工事作業者らしい人に行きあったので、尋ねてみたら、歩行なら奥まで行けると言うので、八曾山まで歩くことにする。
 間もなく、左手の小川に五段滝が見える。
 昨日の雨で滝の水量が増し、多段の傾斜滝にしては見ごたえがある。
 更に進むと左手の支流に乙女滝がある。
 小型ながら水量があり、一様、それなりの滝である。
 東屋が見えてくると、右手に岩見山の登山口が見える。
 急坂を一気に上ると岩山の岩見山山頂に着く。
 ここからは先ほど通ってきた入鹿池やこれから登る八曾山だ見える。
 ヘリコプターの音が聞こえるので、目を凝らすと、展望台と名付けらた高台で何かやっている。
 再び、渓谷まで戻る。
 左手に、厳頭洞への道標があるので登ってみると、大きな岩に洞が空いている。
 この辺りは、厳頭洞渓谷と名付けられて、巨岩が彼方此方に見える。
 上流には八曾養魚場があるためか、お世辞にも清流とは云えない。
 聳え立つ天狗岩が目印の天狗平らから先ほど見えた展望台へ向かう。
 
 岩見山 地図の中央「+」印が山頂の場所です
  <愛知県犬山市>
   
   
 
 
 
       展望台(252m)で演習中の防災用ヘリ(左)                  黒平山の別名がある八曾山(右)
 厳頭洞渓谷と違って、清流の沢を上り詰めると高台に出る。
 右手に東屋が立つ小高い丘が見える。
 この丘が「展望台」と呼ばれる標高252mの山頂が平らな山で、上空でヘリコプターが飛び、ロープを下ろして人が上下している。
 展望台に近づいて、ヘリコプターを見上げると、突然、「そのままお進みください」と上空からマイクで呼びかけられた。
 展望台の方から、人がやって来た。
 愛知県消防隊に属する防災隊で、隊員入れ替えのため、訓練を実施中だという。
 ヘリコプターの下に来たら、帽子を飛ばされる。
 その人は、制服に隊長の目印を付けていて、東屋まで先導してくれる。
 安全を確保するのが私の役目ですと云われる。
 東屋でヘリコプターからロープで地上に上下する隊員の訓練を見ながらお弁当を食べる。
 再び、隊長に送られて林道へ。 我々も訓練のパーツになったと気づく。
 「山の神」の分岐点で右折し、沢を2度ほど横切り、登り道を進むと「一の門」との分岐点に出る。
 更に、進むと山頂と滝への分岐点があり、右折して八曾黒平神社の廃屋のような小さな祠がある八曾山山頂へ。
 山頂には黒平山の標示版があり、昔は黒平山と呼ばれていたらしい。
 山頂から西に下ると、別名「山伏の滝」と云われている八曾滝がある。
 昨日の雨のためか、流れ落ちる水量が豊富で、結構見応えがある。
 滝を堪能した後、八曾自然休養キャンプ場を通り、五条川沿いの東海自然歩道を歩いてスタート地点に戻る。
 
 八曾山 地図の中央「+」印が山頂の場所です
  <愛知県犬山市>