有馬富士(347m)
2006年1月29日
有馬富士山頂近くの難所であるわんぱく岩を登る(左) 登山者で賑わう有馬富士山頂(374m)(右)
中国自動車道から舞鶴自動車道に入り、三田西ICで降りて、国道176号線を走ると、新三田駅がある。
駅前から延びる有馬富士公園線を進むと、平成13年4月に開園された有馬富士公園がある。
この公園は有馬富士や千丈寺湖、福島大池を中心とした都市公園である。
出会い広場からスタートして、出逢いゾーンを通り抜け、水辺の生態園を横目で見て、福島大池の池畔にある菖蒲園に出る。
ここから、有馬富士の登山道になる。
視界の利かない林の中を登ると、岩が露出したわんぱく岩に出る。
回り道もあるが、唯一の山登りの雰囲気が感じられる場所だ。
梢の間から先ほどスタートした出逢い広場が見える。
間もなく、特に取りえの無い有馬富士山頂に到着する。
山頂に良く見られる神社なども無いので、この山は最近までは平凡な里山の一つに過ぎ無かっただろう。
以前は角山と呼んでいたらしい。
昼食を済ませて早々に山頂を離れる。
間もなく、千丈寺湖への分岐点に出る。
ピークが連なる尾根の道が続いている。
千丈寺湖を見ようと3つ目のピークまで進んだが、更に先が続いているので引き返す。
この方面からは有馬富士が綺麗な三角形に見え、富士の名前に納得する。
福島大池外周道路に出ると目の前に福島大池が現れる。
有馬富士 地図の中央「+」印が山頂の場所です
<兵庫県三田市>
しいたけ農園の横にある諏訪神社に参拝(左) 自然学習センターから福島大池越しに有馬富士を望む(右)
周囲1.8kmの福島大池に到着。 池畔では投げ餌に群がって鴨の群れが大騒ぎ。
池畔を左手に進むと、かやぶき民家の休憩所があり、周りが棚田になっている。
再び菖蒲園に出たが、登山道の右手、しいたけ農園「有馬富士」の横に、諏訪神社のお社があるので、足を延ばして参拝する。
草地の生態園がある大池の南側に出ると、池が順光を受けて一段を蒼さを増し、かやぶき民家越しに見える有馬富士の姿は絶品である。
登頂時は期待外れと感じたが、池を巡って、来た甲斐があったと感じる。
放水口にある流紋岩の露頭や池の中の出島などを楽しんだ後、ロックガーデンのガーデン階段を登り、
キッピー山のラボと呼ばれている自然学習センターへ。
センター内は施設が充実しており、北側の展望台から福島大池越しに見る有馬富士は素晴らしかった。
パークセンターを覗いてから、あそび天国の鬼ヶ富士へ。
子供連れで溢れていて、年寄りには場近いな公園の中の、秘密の谷や吊橋を歩いてから駐車場に戻る。
有馬富士公園 地図の中央「+」印が公園の場所です
<兵庫県三田市>