今淵ヶ岳(1048m)      2005年6月12日


 見落とした林道から今淵ヶ岳への登山口の標識(左)            

   朝、起たら上天気、朝刊を開いて見たら一日中天気は良いらしい。 昨日の雨で滝も増水しているだろうと、 権現滝のある今淵ヶ岳へ、遅まきながら、高速道路を使って向かう。  美濃インターから県道81号美濃洞戸線を走り、乙狩川沿いの道を滝神社まで走る。  神社の前に車を置くも、登山口の標識は何処にも無い。  ガイドブックには社務所右手の林道を登ると登山口の標識があると書かれてるので、それに従い歩き出すも、今淵ヶ岳への 標識は一向に見当たらない。
 前から若カップルが来たので、聞いてみたら登山口の標識があると言う。  標識を探しながら林道を進むと、終点に来てしまった。 更に山道は続いているので、奥に行くも様子が可笑しいと、 もう一度、標識を探しながら引き返す。  やっと今淵ヶ岳の登山道を示す小さな札を見つける。 登って来ると、死角になり見逃しやすいが、登山用の細道があるので これをも逃したのは不味かった。  静かな杉林から雑木林を黙々と歩くと、山頂に辿り着く。

<岐阜県美濃市にて>



 御嶽山と乗鞍岳が展望できた今淵ヶ岳山頂(左)

 日曜日の晴天にも拘わらず、山頂には人影は無し。 雑木林に囲まれて展望も利かず。  僅かに、梢の間から御嶽山と乗鞍岳と思われる雪山が見えたが、生憎の霞に阻まれて写真に撮るほど鮮明では無かった。  後から、やっと名古屋から来たカップルと一緒になる。  山頂での記念写真を撮って貰う。
 彼等たちも登山の前にインターネットで情報を集めてから来るという。  しかし、最近はホームページの数が増大し、検索エンジンに取り込まれるチャンスも少なくなったようだ。  未だお腹が空いてないので、途中まで下山し、昼食を広げる。  1時間半程で駐車してある滝神社へ到着。  昨日の雨で増水し、それなりに見られる姿になっている権現滝を覗いてから帰路に着く。  

 今淵ヶ岳 地図の中央「+」印が山頂の場所です

<岐阜県美濃市にて>

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21世紀からの山歩き