龍仙山(402m)と横山(203m)    2005年3月1日






       龍仙山(402m)山頂から五ヶ所湾を望む(左)                 龍仙山登山道東コースで出会う600m続く「神護石」

 一昨日、金時山の雪の中で奮闘したので、今度は暖かい山を気楽にハイキングし、 絶景と海の幸を満喫しようと志摩まで足を伸ばした。  手元にある山と渓谷社の「分県登山ガイド三重県の山」と伊勢文化舎の「三重の自然を歩こう」の ガイドブックには龍仙山と横山が共に紹介されている。  これだと思い、伊勢自動車道の玉城インターで降り、サニーロードを快適に飛ばして、 先ず、龍仙山の麓に。  ガイドブックに従って、クリーンセンターの近くに駐車して、蜜柑畑の林道をゆっくり歩く。  遮る木々が無く、高度を上げるに連れて、形を変える五ヶ所湾が手に取るように見渡せる。
 山頂近くの西側の広場からの眺め、山頂からの眺めも共に期待通りで、龍仙山は五ヶ所湾を展望するために 存在していると思う。
 帰りは東側コースに。 林道と違って、見通しの悪い林の中の急坂を下る。  展望は殆ど得られなかったが、何処までも続く「神護石」と名付けられた石列には、 自然の不思議を感じた。  登山道は今度は一直線でクリンセンターに向かい、再び林道に戻って最初の場所へ。

    龍仙山 地図の中央「+」印が山頂の場所です

  <三重県南勢町にて>

 




             横山展望台から英虞湾を望む                展望が全くなく失望した横山山頂

 龍仙山登頂後、五ヶ所湾から英虞湾へ。  県道17号浜島阿児線からは、左の山の上に砦みたいな建造物が見える。  鵜方浜のバス停を通りすぎた所で左折、横山ビジターセンターの前で降車し、 創造の森横山を目指して歩き出す。 第1展望台に辿り着くと、目の前にリアス式海岸の変化に富んだ風景が展開し、 思わす声が出る。  ここまで足を伸ばした価値が有ったと満足する。
 第2展望台、第3展望台と足を進め、更に、横山山頂に向かうも、展望台からは 林に囲まれた見通しの利かない単なる山道になり、標識がないと通りすぎてしまいそうな 山頂へ。  更に、先に進むと、南側に英虞湾が望まれるが、期待値とのズレは大きい。  同じ道を引き返し、真珠王御木本幸吉登山記念碑に寄ってから下山する。
 食に期待するなら、浜島温泉かと考え、「るるぶ」で見つけた浜島焼きを 指定して、予約電話を掛けたら、お二人なら割り増しになりますよと言われる。  宿では、テーブル一杯に料理を列べてくれたが、結局、食べ切れず。  食欲の衰えを感じる。  浜島温泉の泉質は、水温は40度弱とやや低いものの、アルカリ質で可成りツルツルした 満足すべきものであった。   

横山 地図の中央「+」印が山頂の場所です

<三重県志摩市にて>


次のページへ

21世紀からの山歩き