富幕山(563m) と尉ヶ峰(433m)
2005年1月22日
春の様な陽光に包まれた富幕山(563m)山頂にて
富幕山山頂から浜名湖を望む
久しぶりの上天気に、春の温もりを求めて、3年ぶりにアプローチの楽な富幕山を目指す。
東名三ヶ日インターから、番号の割には素晴らしい道路の県道308号鳳来三ヶ日線を
北上し、有名な「三ヶ日人」の発見地只木遺跡の手前で右折して林道に入ると、目的地の
風越峠に到着する。
標識に従い、先ず富幕山へ。 脇に積まれた赤松の伐採材の芯までピンク色なのに感心しながら、
ハイキングコースを山頂へ向かう。
冷たい風が頬を掠めるのを快く感じながら、楽々と山頂に到着。
冬期の絶好の登山コースのためか、山頂は登山者で溢れている。
春のような暖かさに包まれ、浜名湖の遠望を堪能しながら一服するも、
もの足りさを感じて、再び出発点の風越峠へ。
次は、反対側に向かって、尉ヶ峰へ出発する。
富幕山 地図の中央「+」印が山頂の場所です
<静岡県引佐町にて>
先ほどまで、天竜市のボーイスカウトで賑わっていた尉ヶ峰山頂(右)
風越峠から急坂を暫く登ると尾根に出て、浜名湖が目に飛び込んでくる。
尾根伝いにピークを幾つも乗り越えると、ハンドグライダーの飛び出し地点がある広場へ。
目の前には、浜名湖が広がり、右手に湖西連峰、遥か手前に浜名大橋、左手に
アクトタワーを中心に浜松市内が広がっている。
名古屋からバスでやっていた一行を始め、次から次とすれ違う登山者に挨拶しながら、
このコースの盛況ぶりに改めて驚く。
尉ヶ峰山頂は天竜市から来たと言うボーイスカウトの一行でぎっしり満員。
付き添いの指導員と、天竜流域の登山コースについて話に花が咲く。
天竜浜名湖鉄道の駅から歩いてきたらしく、途中での富士山が素晴らしかったとの話に、
実は、今日の上天気に富士山を期待していたのだが、今日のコースは富士山が見えないことに
後で気が付く。
再び、風越峠まで戻り、東名で帰宅路に着く。
上機嫌で過ごした今日の登山ではあったが、今年初めての富士山を見ることができなかったのが
つくづく残念であった。
尉ヶ峰 地図の中央「+」印が山頂の場所です
<静岡県三ヶ日町にて>
第1回登山 2002年2月9日