観音山(400m) と京ヶ峰(365m)      2005年1月18日

 


    1192年に源頼朝により再建された重文の財賀寺仁王門                観音山山頂から三河湾を望む

 久しぶりに、財賀寺の観音山を目指す。  財賀寺は、724年に僧行基により創建され、三河七御堂の一つに数えられている。  現在、源頼朝によって再建され、国の重要文化財に指定されている、本堂や仁王門が建っている。  先ず最初に、平安末期の作である仁王門に納められた、 重要文化財の2体の金剛力士像に参拝する。
 石段の参道を登り、本堂に参拝後、本堂裏より登山道に入る。  やがて、林道に出て、終点から山道を再び登ると、間もなく、観音山山頂に至る。  数人の先客の仲間に入り、三河湾の眺望を楽しんだ後、豊川自然歩道を下山、左回りで 財賀寺に至る。 

    観音山 地図の中央「+」印が山頂の場所です

<愛知県豊川市にて>



  京ヶ峰東尾根から衣文観音がある集落を望む(右)

   未だ日は高かったので、帰りに、これも久しぶりの京ヶ峰に寄る。  前回同様、上衣文町にある神社近くに駐車して、 池を右手に見ながらNTTの無線中継所の塔まで続いている林道を登る。  前回の記憶を頼りに、中継所から奥の狭い登山道を進むも、踏み跡が薄くなり、 下り出したので、道に間違ったことに気づく。
 再び、中継所まで戻り、念のためと持ってきた地形図とコンパスで山頂を探すと、 反対方向に進んでいたのにに気づく。  林道の東側に登山道が有る筈だと、探しながら歩くと、山頂への 小さな標識を見つける。  これでは、見逃す可能性が大で、地形図を持ってきて良かったと思う。
 京ヶ峰山頂までは予想以上に登り甲斐がある。  やっと、見覚えのある山頂へ。  更に東の尾根に進み、前回、衣文の集落に下る道が分からず苦戦したのを思い出す。  地形図を見ながら、この辺に下山道があるとの期待から、登山道を注意して歩いて、 見落としそうな小さな下山道を示す標識を見つける。  そこから長い林道を集落まで下る。  市街地に近い里山で、前に登頂した気安さから安易に考えていたが、却って踏み跡が薄く、 標識も分かりにくくて迷いやすかった。

  京ヶ峰 地図の中央「+」印が山頂の場所です

<愛知県岡崎市にて>



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21世紀からの山歩き