麻布山(1685m)
2004年9月20日
南アルプスの南端である麻布山山頂にて(左)
まだまだ、厳しい暑さの今日この頃、涼を求めて、先日は伊那谷の鬼面山のアプローチに失敗したため、
今日は、方向を変えて、天竜川の東から南アルプスの南端の麻布山を目指した。
国道152号線から県道389号水窪森線に入り、いつも見慣れた布滝を通り過ぎ、
天竜スーパー林道に入る。 予想通り、水窪ダムまでの途中で通行止めの掲示があったが、
麻生山登山口のある「ウグイス門」迄は通行可能であった。
登山路に入ると、目の前に「熊に注意」の大きな看板が現れ、遠州最北部の深山である感を深める。
ピークが幾つも出てくる、単調な原生林の尾根を登って行くと、背後に、天竜川の左岸に沿って、
南の方に何処までも続く天竜スーパー林道が望まれ、高度が上がったことが感じられた。
今度が頂上かと思われるピークを過ぎて、やっと、木々に囲まれた静かな三角点に到着。
標識がなければ、通りすぎてしまいそうな1685mの山頂であった。
周りの眺望も望めず、今回の登山は登山路で我々を迎えてくれた、華麗な茸群が印象に残った
唯一のものであった。
麻布山 地図の中央「+」印が山頂の場所です
<静岡県磐田郡水窪町にて>
登山路で見つけた色鮮やかな茸(右)