妙義山の石門巡り      2004年8月18日


 第2石門から濡れて滑りやすくなった岩場を慎重に下る(左)

     昨日、関越自動車道の駒寄パーキングから電話で予約した、妙義湖の近くの宿「裏妙義」に、夕方、雨の中で到着する。  朝になって晴れ間が出てきたので、宿の人に1057mの「丁須の頭」など、妙義山の登山コースについて尋ねる。  日本三奇勝に数えられる「妙義山」は表裏どちらにしても鎖場が多く、特に昨夜の雨で岩場が濡れていて、 ここからの登山は危険であるとのアドバイスを頂き、妙義山の代表的なハイキングコースの岩門巡りを目指す。
 上信越自動車道の松井田妙義のインター入り口を通り過ぎ、県道196号線上小坂四ッ家妙義線に入り、 金鶏山(856m)の山麓を巻いて中之岳大駐車場に到着。  杖まで持って、石門巡りに出発。、

 早々に、鎖場があり、最初の門である、第1石門へのコースは危険との標識がある。  確かに、ハイキングコースとは考えられない、鎖場の連続。  特に、第2石門への登りの「蟹の横這い」は足場が狭く、傾斜している。  更に、石門を下っての鎖場は、足場が不安定な上、昨夜の雨で岩が濡れていて、やっとのことでクリアーする。

  妙義湖 地図の中央「+」印が湖の場所です

<群馬県松井田町にて>



 日本三奇勝に数えられる「妙義山」の屏風岩を望む(右)

 再び、一般道に入ってからの登山道は東海自然歩道の難路並みのコースであった。  唯、第3石門への道は立ち入り禁止になっていた。  石門巡りの愁眉である第4石門の到着、門の向こうに素晴らしい青空を背景に大砲岩が聳えている。
 見晴台で山水画のような金洞山(1094m)を堪能した後、車を駐車した近くの中之岳神社へ下る。

 妙義山を後にして、碓氷峠への中仙道沿いにある「碓氷峠の森公園」へ。  地元の人に薦められ、平成13年4月にオープンした交流館で昼食後、「峠の湯」にて、 上毛三山訪問の締めくくりとして汗を流す。 一度は寄ってみたい2つ星であった。  特に、正面に裏妙義の山々を望む露天風呂は圧巻であり、紅葉の季節に再び訪れたい。  帰路は、自動車道で400km余りを一気に走る。

妙義山の第4石門 地図の中央「+」印が石門の場所です

碓氷峠の「峠の湯」(**) 地図の中央「+」印が温泉の場所です

<群馬県妙義町にて>



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