羽鳥峰(850m)を越え愛知川遡行
2004年8月8日
羽鳥峰から峠越しに金山を望む(左)
朝明渓谷に着いて、鈴鹿の山を眺めると、山頂は霧の中に霞んでいる。
舗装路の林道から分かれて、岩溝と沢沿いを登る旧道へ。
やや、きつい坂を上がり羽鳥峰峠に到着。
右手に見える可愛い小山の砂礫質の白い裸地が羽鳥峰である。
山頂で一息付いてから、羽鳥峰湿原を通り、
ヒロ沢を下り愛知川のヒロ沢出合に至り、昼食になる。
愛知川は先日来の雨で予想通り、増水気味で、豊富な水量が勢いをつけて川を覆っている。
羽鳥峰 地図の中央「+」印が山頂の場所です
<滋賀県永源寺町にて>
愛知川の支流である神崎川の中を歩いて遡行する(右)
川原が広い範囲で流れに覆われている。 歩行の殆どが、水の中の遡行だ。 深いところでは腰の上まで水に漬かる。
流れを何回も横切る。 流れの勢いに足を取られそうになりながら、岩の上を足探りで対岸へ。
やがて終点の岩の絶壁に囲まれた長い廊下状の「大瀞」に着く。 神崎川の左岸を登り、大瀞を巻いて、
吊橋の大瀞橋を渡り、下水晶谷を中峠と登る。
峠を過ぎて再び下り、朝明渓谷へ。 途中で水量が豊富に流れ落ちる「曙滝」をカメラに収める。
早めに駐車場の到着出来たので、8月1日にオープンしたばかりの、朝明渓谷の入り口に出来た湯治の里「三休」
に寄り、汗を流す。 眺めの良い、こじんまりした温泉だった。 機会があれば、寄ってみたらと言いたい一つ星の
温泉だった。
愛知川(神崎川)の大瀞 地図の中央「+」印が大瀞の場所です
湯治の里「三休」(*) 地図の中央「+」印が山頂の場所です
<滋賀県永源寺町にて>