車山(1925m)から蝶々深山(1836m)へ 2004年7月6日


 中岳から人影ひとつ見えない駒ケ岳に向かって歩く(左)

 一昨日から、天気予報とガイドブックを見比べながら思案していたが、最初に計画した白馬は悪天候でとても無理、 代替場所を探したが、どこも天気が悪くて、結局、出発中止で家で一日過ごす。  昨日の夜になって、低山ならば天気は何とか持ちそうだと、曇天を覚悟の上で、車山高原にニッコウキスゲを見に 行くことに決める。
 東名・中央の自動車道を走り、霧が峰高原の車山肩に到着。 しかし、どこを見ても黄色い花は咲いていない。   しかし、流石に車が溢れていて、運よく、コロボックルヒュッテの前の駐車場に車を停めることが出来た。  車山への登山口で、僅かにニッコウキスゲの群生が見られ、証拠写真を撮る。  地元の人の話では、今年は、例年に比べて2割の開花状況であると言う。

 車山に向かって歩き出すころには、明け方の雲も少なくなり、特に、南東の青空の中に富士山のシルエットが 鮮やかに浮かび上がって見える。  車山山頂(1925m)には、リフトでの登山者も加わって、大賑わい。  山頂付近に雲が懸かった、南八ヶ岳から北八ヶ岳の山並みが手に取るように見える。  眼下では、白樺湖が箱庭のようだ。

車山 地図の中央「+」印が山頂の場所です

<長野県茅野市にて>



         蝶々深山の山頂にて(右)

 車山山頂から車山乗越を経て、一本樺の丘を右手に見ながら、車山湿原へ。
 湿原にはシモツケソウがピンクの絨毯を敷き詰めていた。  又。ここから眺める車山の山容は堂々たるものだった。
 車山湿原を左手に行くと、車山肩に至る。  信濃路自然歩道をそのまま進むと、蝶々深山の山頂に到着する。  更に先を進み、物見岩の手前で、左手の谷に入ると、沢渡りに出る。
 沢渡りから、左手に坂を登ると、車山肩のコロボックルヒュッテの前に出て、一回りする。

  蝶々深山 地図の中央「+」印が山頂の場所です

<長野県諏訪市にて>



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21世紀からの山歩き