葛城山(960m)        2004年5月12日


 葛城山頂に広がる一目百万本の躑躅(左)

 大阪府と奈良県との県境を貫く国道309号線の水越トンネル西側の出口にある千早赤阪村 葛城登山口に到着。  金剛生駒紀泉国定公園の葛城高原に広がる「一目百万本の関西一のヤマツツジ」を目指してスタートする。  冨田林街道の舗装道を水越峠へ。 道路は駐車された車で溢れている。  峠から県境上の急坂を登る。 登山道は整備されているが、階段状になっていて、 それに夏のような暑さに汗びっしょりになる。

 やっと、前面が開け、突然左手に深紅に彩られた躑躅が一面に広がる。  週日にも拘わらず、見物人で賑わう自然ツツジ園に設けられた遊歩道を散策する。  研修センター前の丘陵から一目百万本の躑躅を眺めながら昼食にする。  躑躅の向こうには、大阪府最高峰の金剛山(1125m)が聳えている。  「現在、ロープウェイは2時間待ちです」との放送が流れていた。

<奈良県御所市にて>



 登山者で溢れる大阪府と奈良県境に位置する葛城山山頂(右)


   躑躅を堪能してから、960mの葛城山頂を目指す。 山頂からは360度のパノラマが展開する 予定であったが靄に包まれ、好展望の奈良県側が幽かに確認で来る程度であった。  下山開始、未だ、ロープウェイ駅から続々と人が登ってくる。

 葛城山上駅の手前で登山道に入る。 左手を流れる安位川には
「行者の滝」や「櫛羅の滝」
があり、涼を提供してくれる。  ロープウェイの葛城登山口駅に到着したら、未だ、ロープウェイ待ちの長蛇の列が続いており、 「待ち時間は1時間」になっている。  これでは、土日は近寄りがたいだろうと思う。

  葛城山 地図の中央「+」印が山頂の場所です

  <大阪府千早赤阪村にて>



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21世紀からの山歩き