箱根駒ヶ岳(1327m)から神山(1438m)へ  2003年12月13日


箱根の最高峰である神山から眺めた天下一品の富士山(左)

 何となくはっきりしなかった週末の天気が、前の日の天気予報になって、富士山周辺は上天気に なると変わったので、今週の日曜日に続き、富士山の全景を期待して、家を出ることになる。  東名高速の浜名湖の上から、雲一つない富士山の山頂が見え、幸先がよいと期待する。  富士山に近づくに連れて、山頂付近から雲が湧きだし、富士川SAでは南に長く棚引きだした。

 箱根駒ヶ岳ケーブルカーに乗って、山頂駅に着いたら正午になり、富士山の山頂がかなり雲で覆われていて、 落胆する。  駒ヶ岳山頂(1327m)からぬかるんだ道を一旦下り、神山へ登り返す。  登山道の両側を囲む林も落葉し、小枝の間から見える、青空を背景にした山々は爽快さを誘う。  やっと登り着いた神山山頂(1438m)から富士山を見た時、今日の山歩きは満点だと感激する。

  神山 地図の中央「+」印が山頂の場所です

<神奈川県箱根町にて>


箱根山の駒ヶ岳の箱根元宮から眺めた富士(右)

 神山からの富士山の眺めが余りにも素晴らしかったので、写真など撮っている内に予想外の時間が 過ぎてしまったので、冠ヶ山はパスする。  そのまま北上して、大桶谷分岐点まで下り、そこから引き返して、お中道を通り、駒ヶ岳への分岐点に戻る。  3時を過ぎると、西側斜面のお中道は木々に囲まれて、足下はもう暗くなってくる。

 やっと、駒ヶ岳に建つ箱根元宮に辿り着くと、西日が明るく射し込む。 後ろを振り返ると、 山頂が雲に覆われた富士山が別れを告げている。 再び、ケーブルで下山し、家に着いたら、夜の10時半を 過ぎていた。  

駒ヶ岳 地図の中央「+」山頂の場所です

<神奈川県箱根町>

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21世紀からの山歩き