愛知県民の森の西尾根(600m)      2003年8月3日

 西尾根の痩せた岩場を歩く(左)

 盛夏には是非とも高山へと意気込んでいたが、連日の曇天で次々と計画が白紙になり、 残念がると同時に、苛立ちすら感じる今日この頃です。  朝起きて、上空を眺めると真上は青空が広がっているが、遠くの空は雲が懸かっている。  これでは高い山は無理と諦める。 それでも、運動のためにと愛知県民の森に出かける。

 夏休みもたけなわで、木津川を堰き止めた天然プールは子供達で溢れている。 Bキャンプ場から 南尾根に登り、南尾根展望台へ。  尾根は痩せた岩場がいっぱしの登山道を形成し、展望も一級品である。  期待に反して、雲が現れず、汗を流して尾根を登る。

愛知県民の森の場所 地図の中央「+」印が愛知県の森の有る場所です


 南尾根展望台にある標識(460m)(右)

 簡単な山歩きでも、シルバーコンパスと地形図は持ち歩くことにしている。 山座同定も私の登山の 楽しみの1つである。 南尾根展望台には周りの6つの山々を示す標識が立っている。 山座同定しながら 追ってみたら、5つの山は既に登頂済みであった。

 南尾根から西尾根は、アプローチが簡単な割には、なかなか魅力的なコースである。  真夏の太陽の下で、上り下りのある尾根を3時間ほど歩いたが、汗まみれになってしまった。  宇蓮山への分岐点で分かれて、下石の滝や、不動の滝を眺めながら帰った。

南尾根展望台の場所 地図の中央「+」印が展望台の有る場所です

<愛知県鳳来町にて>

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21世紀からの山歩き