東山道の神坂峠    2001年7月25日

 都から信州、東北に通じる東山道最大の難所の神坂峠(左)

 神坂峠は信濃と美濃の国境で、海抜1585m、縄文時代から通行のあった峠であり、特に古代・中世には 東山道最大の難所として有名であった。峠の頂上からは遺物が多数発見され、古代祭祀遺跡として 全国的に有名になった。

 日本武尊や坂上田村麻呂が東征際に残した足跡も見られる。文献上でも「古事記」「日本書紀」「続日本紀」 など多くの古典にその嶮しい峠の名をとどめている。

<長野県阿智村にて>

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