北京市         2002年9月16日

 北京市の高速道路の改札所(左)

 北京市内を走り回ってみて、中国の近代化の早さに認識を新たにした。 高速道路や市内を走る 環状線は広くて多くの車が高層ビルの間をスイスイ走っている。 北京に比べたら、名古屋は単に 田舎町の一つに過ぎない。 一党独裁の共産主義の強い面を改めて思い知らされた。 安い中国製品の 恩恵を享受出きるのは後数年位だろう。

 一方、我々島国と比べ、大陸が故に長い間弱いのものが虐げられた社会の弱い面として、 今回も、人間性のばらつきの大きさも嫌と言う程思い知らされた。 兎に角、中国では 島国の人間が得をしようと考えるのが間違いである。 人間不信の長い歴史を持つ、 大陸の国々に比べ、日本が外交下手は当然で、そのような外交下手の社会に暮らす我々は寧ろ 幸せだとつくづく思った。

<中国北京市にて>

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