氷河特急とフルカ峠        2010年6月29日


  昨日、バスから眺めた聖ステファン教会の塔(左)

 サン・モリッツでスイスの旅の2日目の朝を迎える。
 ホテルの前の学校広場でバスに乗り、サン・モリッツ駅へ。  サン・モリッツ駅からは、ティラーノ行きのベルニナ特急とツェルマット行きの氷河特急が出ている。
 氷河特急は平均時速30kmの世界一遅い特急と云われている、それでも転覆脱線するとは驚きである。  氷河特急の乗車客の3〜4割が日本人だと云う。
 氷河特急はサン・モリッツからスタートし、クールでUターンをしてツェルマットまで走る。  標高1775mのサン・モリッツからエンガディン・オダ谷を下り、左折して、アルブラトンネルを通りぬけると、  氷河特急路線の中で最もアトラクション的な、6つの高架線からなる「アンブラ線」がある。
 5本の石造りの柱に支えられている、ランドヴァッサー橋を過ぎると、 ティーフェンカステル・ドルフで、昨日、バスから眺めた聖ステファン教会が現れる。  クールでUターンして、フォルダーライン川の右岸を川に沿って遡り、右岸に建つユニークな教会を眺めていると、 氷河特急は、ディゼンティスの駅に到着する。
 聖ステファン教会  地図の中央の建物が聖ステファン教会です              <スイス ティーフェンカステルにて>
 サン・モリッツからのディゼンティスまでの風景を、  下記の「氷河特急」のボタンをクリックして、53枚の写真でご覧ください。


 ベルヴェデーレからフルカ峠南の雪渓を望む(右)

 氷河特急はディゼンティスの駅に暫く停車した後、 ラックレールで、歯車の力で登り、氷河鉄道最高度の標高2033mのオーバーアルプパスヘーエへ。  峠からネッチェンの街までは、車窓の両側に氷河が見える。 氷河急行のハイライトである。  ネッチェンを過ぎると、アンデルマットの街が見えてきた。  車窓の両側は、高山植物が地面を一面に覆っているお花畑だ。  氷河特急をアンデルマットで下車、ここから、フルカ峠、グリムゼル峠を越えてグリンデルワルトへ。  駅前からは、オーバーアルプ峠から下ってくる、赤い車体の氷河特急が見える。  アンデルマットの街を後にして、ウルゼルン谷を西に進む。  谷を左手に分かれて、右に登る道を進むと、フルカ峠はもう直ぐだ。  標高2431mのフルカ峠は車窓のみで通過する  フルカ峠を越えると、グリムゼル峠越しにベルアーナアルプスが見えてきた。  その向こうに見える高い山がフィンステルアールホルン山 だろうか?  フルカ峠から少し下った標高2274mのベルヴェデーレに到着。
 ベルヴェデーレ  地図の中央がベルヴェデーレです              <スイス  ベルヴェデーレにて>
 ディゼンティスからベルヴェデーレまでの氷河特急とバスの旅を、  下記の「フルカ峠」のボタンをクリックして、54枚の写真でご覧ください。


 グリムゼル峠にあるトーテン湖(左)

 ベルヴェデーレには、ホテル以外に、レストラン兼お土産店があり、 ベランダからは、フルカ峠から南にのびる尾根とフルカ氷河が見える。
 ベルヴェデーレの北側にはローヌ氷河が迫っている。  氷河から流れ出す水は、ロッテン川になり、ゴムス谷を通って、ローヌ川となってレマン湖に注いでいる。
 フルカ峠やベルヴェデーレを後にして坂を一気に下ると、右手前方にグリムゼル峠がある。  標高2165mのグリムゼル峠を通過すると、トーテン湖がある。  更に下ると、人造湖のグリムゼル湖やレーテリクス・ボーデン湖が現れる。
 ルーナアルプスの東麓を流れるアーレ川沿いに下ると、プリエンツ湖があり、間もなく目的地のグルンデルワルトだ。  ホテルのベランダから、夕日に映えるアイガーを楽しむ。
 グリムゼル峠にあるトーテン湖  地図の中央がトーテン湖です              <スイス  グリムゼル峠にて>
 グリムゼル峠周辺の風景をを、  下記の「グリムゼル峠」のボタンをクリックして、53枚の写真でご覧ください。

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