ピラミット       1992年8月12日


 シャンデリアで飾られたモハメッド・アリ・モスクの内部(右)

 列車はカイロに到着、ギザ駅で下車する。  駅前には、先に剣が付いた小銃を持った警官らしき人が立っている。
 カイロ市内へ、ギザ橋を渡り、サラー・サレム通りから、SAIYIDA NAFISSA モスクを望む。  ローダ川に架かるマリク・エル・サリー橋を渡り、MAMELUKES TOMBS が見えると、間もなく、 モハメッド・アリ・モスクに到着。
 モスクには、高さ84mの二本の円柱型のミナレットが立っている。  中庭の西側には、1845年にフランス王ルイ・フィリップからモハメッド・アリに贈られた時計台がある。
 モスクの中央のドームは、直径21m、高さ52mもある。  イェーメンから来た親子連れの家族と話が弾む。  バスに乗ってエジプト博物館に向かう。
 モハメッド・アリ・モスク  地図の中央の建物が神殿です              <エジプト カイロにて>
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 人で溢れているエジプト博物館の正面玄関(右)

 アミール・アフール・モスクのドームやタハリール広場が見える。  ラムセス通りからは、アラブ連邦ビルや外務省の建物が見えると、 茶色い建物であるエジプト博物館に到着する。
 ゲイトを潜ると、正面に池があり、ロータスとパピルスが植えられている。  人で溢れている正面玄関を入ると、ラムセス二世像、アメンヘテプ四世、夫婦の座像などが目に入る。
 ツタンカーメン王と王妃アンケセナーメンの玉座や、ツタンカーメン王の黄金のマスク、  ツタンカーメン王の内臓を入れたカノピス容器が納められた木製金張りの厨子など、 エジプト古代の技術の高さに驚く。
 等身大黒檀製の「番人の像」や閃緑岩製で高さ2mのカフラー王座像を最後に博物館を出る。
 車窓から、日本の援助によって建てられた、ゲジラ島の教育文化センターにあるオペラハウスが見える。  ナイル通り、タハリール通り、ギザ通りのロータリーを経て、カイロ大学の前を通り、ギザのピラミットへ向かう。
 エジプト博物館  地図の中央の建物が博物館です              <エジプト カイロにて>
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 デル・エル・バハリにあるハトシェプスト女王葬祭殿(左)

 今日の最後はピラミット探訪。 その前に、柔道選手ラシュワンが経営するパピルス専門店へ。  値段は高いが、本人自身が出てきて対応してくれる。
 ピラミット通りを進むと、前面にクス王のピラミットが見えてくる。  クス王のピラミットの北斜面にあるアル・マムーンが穿った盗掘口からピラミットの中へ。  中に入ると、高さ約1.2mの狭くて急な上昇通路を登ると、一転、高さ約8.5mの大回廊をになり、王の間に至る。
 ピラミットの内部を探訪後、クス王、カフラー王、メンカウラー王のピラミットが見える絶好のシャーター・ポイントで、 駱駝の背に揺られて記念撮影。  ピラミット見物後、スフィンクスを訪れてから、今晩の宿のホテル「メナ・ハウス・オベロイ」へ。
 クス王のピラミット  地図の中央の四角錐がピラミットです              <エジプト ギザにて>
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エジプトを歩く