アブシンベル神殿       1992年8月11日


 アブ・シンベル小神殿(ネフェルタリ神殿)(右)

 アスワンのホテルを出発して、古代の石切り場に向かう。  石切り場には、途中で製作を放棄された現存する物では最大のオベリスクがある。
 アスワン・ハイ・ダムとナセル湖を訪れた後、 お土産にピンク色の綺麗な砂漠の砂を確保して、アブ・シンベル空港へ。
 アブ・シンベル神殿は大神殿と小神殿の二つの神殿がある。  大神殿には4体のラムセス二世座像がある。 足元には王妃、王子たちの小像が配されている。  神殿の入口から中に入ると、オシリス神姿のラムセス二世の像八体が柱となった大列柱室がある。
 大列柱室の壁には、紀元前1295年の、ヒッタイトのワタリッシュ王とのカデシュの戦いが描かれている。  この神殿では、年2回、太陽の光がラムセスの神像を煌々と照らす。
 小神殿はネフェルタリ神殿と呼ばれ、王妃ネフェルタリのために造られた。  正面には四体のラムセス二世像と二体のネフェルタリ像が並んでいる。  アブ・シンベル空港に戻り、アスワンへ飛び、プラットホームには既に到着していた、 夜行列車に乗りカイロに向かう。
 アブシンベル神殿  地図の中央の建物が神殿です              <エジプト アブシンベルにて>
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