ルクソール       1992年8月9日


 デル・エル・バハリにあるハトシェプスト女王葬祭殿(左)

 エジプト旅行のスタートは、チャーター便でルクソールへ。
 ホテル「エタップルクソール」で朝食を済ませ、ナイル川西岸の王家の谷へ向かう。  ネクロポリスで最初に訪れたのは、「メムノンの巨像」、アメンペテプ三世の像である。
 デル・エル・バハリにあるハトシェプスト女王葬祭殿に到着。  テラスの奥壁にある彩色壁画にはソマリアのプント国との交易など王女の業績がある。  後のトトメス三世が女王の姿を壁画から削り取った。
 ツタンカーメンの墓は現在補修中でクローズされている。  トトメス四世、ラムセス三世、ラムセス九世の墓を見てから再びナイル川の船着き場に戻る。  遊覧船の中は日陰で涼しいが、それでも温度計は39度を示している。
 ハトシェプスト女王葬祭殿  地図の中央の建物が葬祭殿です              <エジプト ルクソールにて>
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 高さ42mのカルナック神殿の第一塔門(右)

 現存する神殿では最大規模であるカルナック神殿へ。
 第一塔門までの参道に、40頭のスフィンクスが並んでいる。  高さ42mの第一塔門を潜り抜けて中に入ると、エチオピアの中庭である第一中庭がある。
 庭の北側にはセティ二世の神殿に続いて、クローズドパピルスの頭柱を持った大柱列がある。  第二塔門の前には、南を向いたパネジェムの巨像が立っている。
 第二塔門と通ると、高さ23mの石柱が134本立ち並ぶ大柱列室に出る。  大柱列室を過ぎると、第三塔門があり、アメンホテプ三世の中庭がある。  更に進むと第四塔門があり、その奥左手にハトシェプスト女王のオベリスクがある。
 トトメス一世の第五塔門、トトメス三世の第六塔門を通り過ぎると、トトメス三世の至聖所がある。

 カルナック神殿  地図の中央の遺跡が神殿です              <エジプト ルクソールにて>
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 ルクソール神殿のラムセス二世の坐像と石柱列(左)

 カルナック神殿の次は、ルクソール市街中央にあるルクソール神殿に向かう。
 ラムセス二世によって建てられた、第一塔門を通って奥に行くと、ラムセス二世の中庭がある。  ラムセス二世の中庭にはオシリスの像が立っている。  列柱の前には二体のラムセス二世の座像がある。
 ラムセス二世の中庭の奥には、アメンホテプ三世の石柱が並ぶ。  二列の石柱列を通り過ぎると、アメンホテプ三世の中庭に出る。  アレキサンダー大王の間の壁には、浮彫の絵がびっしり描かれ、中にアレキサンダー大王の文字が見える、
 暗くなったナイル河畔へ、夕涼みを兼ねて散策に出かける。  イスラム過激派による観光客への狙撃事件が発生していたことを帰国後知る。

 ルクソール神殿  地図の中央が神殿です              <エジプト ルクソールにて>
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エジプトを歩く