グラッシー湖             2006年8月18日

 
    ハリング・ピーク(2408m)(左)   

  バンフの町から国道1号線のカナダ・ハイウェイに入ると、右手に、ランドル山(2949m)の尾根が東南へと続いている。  国道を離れて、ケンモアの町に入ると、ランドル山の東南の端が落ち込み谷になっている。  向かい側の、ローレンス・グラッシー山(2685m)の西北の端のハリング・ピーク(2408m)とで形成される V字型の渓谷に我々が目指す「グラッシー・レイク」がある。
 標高1,426mの出発地点から、ハリング・ピークを目指して歩く。  「イワキキョウ」や「ヤナギラン」が咲く林の中を、高度を上げていくと、突然、 眼下にコバルトブルーの「スプレッド・レイク」が広がり、目の前に滝が現れる。  この湖は、ダム湖で、滝も、上流のダム湖の水が溢れ出したもので、特に名前は付けられていないという。    
  <カナディアン・ロッキーのグラッシー・レイク・トライアルにて>

             
 背後に見える、スプレッド・レイクと滝(右)

  階段状の急坂を登ると、突然、絶壁が目の前に現れ、標高1670m地点にある、 目の覚めるようなコバルトブルーに輝く「グラッシー・レイク」に到着する。
 鏡のような湖面に周りの壮大な風景が写っている。  その美しさは、筆舌に尽くしがたいので、下記の「グラッシー湖トレッキング」のボタンをクリックして、 25枚の写真をご覧ください。


カナディアン・ロッキーを歩く