イスタンブールの朝は上天気で明ける。
26階の最上階からの眺めは素晴らしく、旧市街地やボスポラス海峡、目の下には高速道路が箱庭のように見える。
ホテルの窓からイスタンブール新市街地の高層ビル群を眺めた後に、バスで旧市街地へ。
トルコ美人を大きく描いた看板、トルコ国旗を表した花壇、道路に沿って植えられたチューリップが目を楽しませてくれる。
壮麗な門の前を通る、ドルマバフチェ宮殿だ。
サッカー競技場のイノニュ・スタジアムの前を通ると今度はドルマバフチェ宮殿の時計塔だ。
「ドルマバフチェ・ジャミイ」の横を過ぎると、遊覧船に乗船するカバタシの港である。
イスタンブール・シェラトンホテル
航空写真の中央の建物がホテルです
<イスタンブール・マスクラにて>
ホテルからカバタシの港までの風景を、
下記の「ホテルからカバタシの港」のボタンをクリックして、27枚の写真でご覧ください。
遊覧船はカバタシの港を離れ、左手のヨーロッパ側に沿って北上する。
「ドルマバフチェ・ジャミイ」、「ドルマバフチェ宮殿」を眺め、ベシクタシ港を過ぎると「チュラーン宮殿」、
「オルタキョイ・ジャミイ」はボスポラス大橋の袂にある。
前方に第二ボスポラス大橋のファティフ・スルタン・メフメット大橋が見えて来た。
ベベッキの港を過ぎると、欧州側要塞の「ルメリ・ヒサール」。
船は第二ボスポラス大橋の手前でUターン。
今度は、アジア側の要塞である「アナドル・ヒサール」、バロック様式の「キュチュクス宮殿」、
宮殿を思わせる「クレリ海軍学校」、オスマン帝国の迎賓館だった「ベイレルベイ宮殿」を眺め、
マルマラ海への出口にある、ボスポラス海峡のシンボル乙女の塔(クズ塔)が見えた頃には、カバタシの港に着く。
カバタシの港
航空写真の中央がカバタシの港です <イスタンブールにて>
ベイレルベイ宮殿
航空写真の中央の建物が宮殿です <イスタンブールにて>
ボスポラス海峡の風景を、
下記の「ボスポラス海峡」のボタンをクリックして、69枚の写真でご覧ください。
クルースを終え、カバタシの港から勝利のモスク「ヌスレティイェ・ジャミイ」の前を通って、
ブルーモスクと呼ばれるスルタンアフメット・ジャミイへ。
前庭を通り、正面入り口を入ると中央に泉亭がある中庭になる。
青いイズニック・タイルの美しさで知られる、6本のミナレットが立つ、ブルーモスクの見学を終え、
ピイポドロームに立つオベリスクを見てから、007の舞台になった地下宮殿へ。
幻想的な列柱とメドゥサの首を眺める。
スルタンアフメット・ジャミイ
地図の中央の建物がモスクです <イスタンブールにて>
ブルーモスクと地下宮殿の風景を、
下記の「ブルーモスクと地下宮殿」のボタンをクリックして、27枚の写真でご覧ください。
地下宮殿の後は、ビザンチン建築の最高傑作と言われているアヤソフィアへ。
世界第4位の大きさのドームを有するモスクは博物館と名付けられたように、
世界で最も素晴らしいモザイクの一つといわれる「ディーシス(請願)」、「キリストと女帝エゾ夫妻のモザイク」
など、キリスト教時代のモザイクがある。
イェニ・ジャミイ(スルタンの母御の新モスク)の前の大駐車場まで移動し、
ブルーが美しいリュステム・パシャ・ジャミイの見学を最後に、トルコのモスク巡りを終える。
オリエンタル・エクスプレスの終着駅であるスィルケシ駅のレストラン「オリエンタル・エクスプレス」で食事をし、
アタチュルク空港へ。
アヤソフィア博物館
地図の中央の建物がアヤソフィア博物館です <イスタンブールにて>
リュステム・パシャ・ジャミイ
地図の中央左の建物がモスクです <イスタンブールにて>
アヤソフィア博物館からスィルケジ駅までの風景を、
下記の「アヤソフィア博物館からスィルケジ駅」のボタンをクリックして、55枚の写真でご覧ください。