イスタンブール(2)       2008年3月25日


 イスタンブール・シェラトンホテル最上階で最後の朝を迎える(左)

 イスタンブールの朝は上天気で明ける。  26階の最上階からの眺めは素晴らしく、旧市街地やボスポラス海峡、目の下には高速道路が箱庭のように見える。  ホテルの窓からイスタンブール新市街地の高層ビル群を眺めた後に、バスで旧市街地へ。  トルコ美人を大きく描いた看板、トルコ国旗を表した花壇、道路に沿って植えられたチューリップが目を楽しませてくれる。
 壮麗な門の前を通る、ドルマバフチェ宮殿だ。  サッカー競技場のイノニュ・スタジアムの前を通ると今度はドルマバフチェ宮殿の時計塔だ。  「ドルマバフチェ・ジャミイ」の横を過ぎると、遊覧船に乗船するカバタシの港である。
  イスタンブール・シェラトンホテル
 航空写真の中央の建物がホテルです
          <イスタンブール・マスクラにて>
 ホテルからカバタシの港までの風景を、  下記の「ホテルからカバタシの港」のボタンをクリックして、27枚の写真でご覧ください。


 ボスポラス海峡を疾走するトルコ国旗を掲げた警備艇(右)

 遊覧船はカバタシの港を離れ、左手のヨーロッパ側に沿って北上する。  「ドルマバフチェ・ジャミイ」、「ドルマバフチェ宮殿」を眺め、ベシクタシ港を過ぎると「チュラーン宮殿」、 「オルタキョイ・ジャミイ」はボスポラス大橋の袂にある。
 前方に第二ボスポラス大橋のファティフ・スルタン・メフメット大橋が見えて来た。  ベベッキの港を過ぎると、欧州側要塞の「ルメリ・ヒサール」。  船は第二ボスポラス大橋の手前でUターン。
 今度は、アジア側の要塞である「アナドル・ヒサール」、バロック様式の「キュチュクス宮殿」、  宮殿を思わせる「クレリ海軍学校」、オスマン帝国の迎賓館だった「ベイレルベイ宮殿」を眺め、  マルマラ海への出口にある、ボスポラス海峡のシンボル乙女の塔(クズ塔)が見えた頃には、カバタシの港に着く。
   カバタシの港
 航空写真の中央がカバタシの港です   <イスタンブールにて>
 ベイレルベイ宮殿
 航空写真の中央の建物が宮殿です    <イスタンブールにて>
 ボスポラス海峡の風景を、  下記の「ボスポラス海峡」のボタンをクリックして、69枚の写真でご覧ください。


 ブルーモスクと呼ばれるスルタンアフメット・ジャミイ(左)

 クルースを終え、カバタシの港から勝利のモスク「ヌスレティイェ・ジャミイ」の前を通って、 ブルーモスクと呼ばれるスルタンアフメット・ジャミイへ。
 前庭を通り、正面入り口を入ると中央に泉亭がある中庭になる。  青いイズニック・タイルの美しさで知られる、6本のミナレットが立つ、ブルーモスクの見学を終え、 ピイポドロームに立つオベリスクを見てから、007の舞台になった地下宮殿へ。  幻想的な列柱とメドゥサの首を眺める。
 スルタンアフメット・ジャミイ
  地図の中央の建物がモスクです  <イスタンブールにて>
 ブルーモスクと地下宮殿の風景を、
 下記の「ブルーモスクと地下宮殿」のボタンをクリックして、27枚の写真でご覧ください。


 世界で最も素晴らしいといわれるディーシス(右)

 地下宮殿の後は、ビザンチン建築の最高傑作と言われているアヤソフィアへ。
 世界第4位の大きさのドームを有するモスクは博物館と名付けられたように、 世界で最も素晴らしいモザイクの一つといわれる「ディーシス(請願)」、「キリストと女帝エゾ夫妻のモザイク」 など、キリスト教時代のモザイクがある。
 イェニ・ジャミイ(スルタンの母御の新モスク)の前の大駐車場まで移動し、 ブルーが美しいリュステム・パシャ・ジャミイの見学を最後に、トルコのモスク巡りを終える。
 オリエンタル・エクスプレスの終着駅であるスィルケシ駅のレストラン「オリエンタル・エクスプレス」で食事をし、 アタチュルク空港へ。
  アヤソフィア博物館    地図の中央の建物がアヤソフィア博物館です  <イスタンブールにて>
  リュステム・パシャ・ジャミイ    地図の中央左の建物がモスクです  <イスタンブールにて>
 アヤソフィア博物館からスィルケジ駅までの風景を、
 下記の「アヤソフィア博物館からスィルケジ駅」のボタンをクリックして、55枚の写真でご覧ください。


トルコを歩く