アクロポリスとエフェスの遺跡       2008年3月20日

 ベルガマのアクロポリス遺跡にあるトラヤヌス神殿

 先ず、ベルガマのアクロポリスの上市へ。  ドイツのペルガモン博物館の名前がこの遺跡に由来することを始めて知る。  駐車場から紀元前2世紀に建造された東側の城壁を目指して坂を登る。 
 王達を祭った社の跡であるヘルーン越しに、ベルガモの市街地が広がる。  都市の守護神アテナを祀ったアテナ神殿やアクロポリスで最も壮大な建物のトラヤヌス神殿の柱列を眺めた後、  神殿の下部に残されたギャラリーを通って大劇場の上に出る。
 古代遺跡の劇場の中で一番急な劇場といわれている大劇場に驚嘆する。  大劇場の真下にディオニソス神殿が見える。
 急な大劇場の観覧席を下って、古代世界の七不思議の一つといわれたゼウスの祭壇の基石の前に出る。
 現在は基石が残るのみで、出土した「神と巨人の戦い」の浮き彫りはベルリンのペルガモン博物館にある。  以前、ペルガモン博物館を訪れた時に、見る時間が無くて残念だった。
   
アクロポリス  地図の中央下の扇型の遺跡が劇場の跡です                    <トルコ国ペルガマにて>

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 エフィス遺跡で一番優美な建物であるセルスス図書館(右)

 午後は、セルチュク郊外にあるエフィス都市遺跡へ。  南側の入り口から遺跡に入ると、先ず目の前にヴァリウスの浴場が現れる。
 浴場の横にあるオデオンや左手の国営アラゴ、その北広場にあったバシリカの遺跡を見物後、 女神ヘスタの聖火を灯したプリタネオンへ。
 メミウスの碑の前で、左折して、国営アラゴの西にあるポリオの泉やドミティアヌス神殿を見てから、 再び、メミウスの碑の前に戻り、レリーフを見る。  ヘラクレスの門からセルスス図書館を眺めながら、クレテス通りを進み、トラヤヌスの泉やハドリアヌス神殿、 テラスのモザイクを眺めた後、路地に入る。
 公衆トイレや娼婦宿を見物後、エフィス遺跡のシンボルのセルスス図書館へ。  マゼウスとミトリダテスの門から商業アラゴを覗いた後に、大理石(マーブル)通りを歩き、娼婦宿への案内図を眺めてから、 最大級の古代劇場の中に入る。  クレオパトラも通ったアルカディアン通りから大劇場を眺めて、エフィス遺跡を去る。
 
エフェス  地図の中央下の扇型の遺跡が劇場の跡です                    <トルコ国セルキュクにて>
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