湯島天神から中山道へ          2020年1月13日



 平成7年に総檜造りで造営された湯島天満宮社殿                                  本殿の前に積み重ねられた多数の絵馬が目を引く

 湯島天神参拝のため、千代田線の湯島駅にて下車し、都道452号線に出て天神下交差点へ。  地下鉄湯島駅前から、天神下交差点越しに北を望むと、TS天神下ビルが見える。  天神下交差点から春日通りを東に望むと、和菓子屋の「つる瀬本店」がある。  北を望むと、小島ビルディングが見える。 春日通りを西に望むと、湯島ハイタウンA棟がある。  西に歩き頭上に、白梅商店会の「湯島天満宮梅まつり」の幟旗を発見する。 湯島天満宮に到着する。  湯島天神は、雄略天皇2年の458年に勅命により創建されたと伝えられている。  湯島天満宮は梅の名所で、「湯島の白梅」戦中時の歌として大ヒットした。  境内の約300本の梅木のうち約8割は白梅である。  江戸時代には富籤の興行が盛んに行われ、江戸の三富の一つと言われた。  湯島境内は、広重の「江戸百景」などの画題になっている。
 春日通り側の入り口は、湯島天満宮の北口であり、裏門にあたる。  夫婦坂と呼ばれる石段を上る。 左側に車祓所がある。 先ず、拝殿に向かう。 正面の参道から列が伸びている。  社殿は、本殿と拝殿が幣殿で結ばれている権現造りの建築様式である。  社殿は日本古来の「木の文化」を象徴する純木造造である。 平成7年に総檜造りで造営された。  権現造の社殿のうちの本殿、1995年に再建された。  本殿の前に積み重ねられた多数の絵馬が目を引く。 御祈祷の受付所に人々が押しかけている。  ご朱印のための長い列の最後尾には、係の人が、目印の表示板を持って立っている。  境内は、お守りなどの品物を買い求める人々で大混雑。
 絵馬をそっと盗み見る。 若い人の願いが滲み出ている。 60数年前の、息子たちのための天満宮参拝を思い出す。  湯島天満宮の参拝を終え、夫婦坂の石段を下りて再び春日通りへ。  湯島天満宮の前には、春日通りに面して、湯島ハイタウンA棟と湯島ハイタウンB棟とが並んでいる。  この辺りから西に向かって、道路が坂になっている。  この坂は「切通坂」と呼ばれ、御府内備考には、「切通は天神社と根生院との間の坂なり」とある。  説明版によると、湯島の台地から御徒町方面の便を考え、新しく切り開いた坂なので「切通坂」の名がある。
 湯島天満宮参集殿の前にある石川啄木の歌碑を過ぎると、湯島天神入口交差点になる。  本郷三丁目交差点付近の「喜之床」に住んでいた石川啄木は、朝日新聞社の通勤に、この切通坂を通った。  サッカー通りとの交差点まで来ると、反対の北側に、春日局の墓石がある天澤山麟祥院がある。  湯島四丁目バス停に来る。 バス停の前に、篠田秀男博士がコス島からもたらしたヒポクラテスの樹がある。  本富士警察署に来て、北を望む。 左に本郷消防署、正面に、東京大学経理部経理課棟が見える。  春日通りの本富士警察署前交差点の北西には警視庁本富士警察署がある。  交差点から、春日通りを東に望むと、文京清掃事務所本郷支所、西に望むと、中央のビルが理科研東京支店が見える。

     湯島天神 地図の中央の矢印が湯島天神です      <東京都文京区湯島3丁目30にて>
湯島天神と周辺の風景を、下記の「湯島天神」のボタンをクリックして45枚のスライド写真でご覧ください。

     

 東京大学赤門                                       樋口一葉ゆかりの「桜木の宿」があった法真寺の境内にある樋口一葉の像

 本郷三丁目交差点に到着する。 春日通りと国道17号線の本郷通りが交差する。  交差点から春日通りを西に望むと、本富士警察署本郷交番が見える。 突き当りにがプラウド本郷トップヒルである。  東に望むと、右手に、和菓子屋の本郷三原堂がある。  交差点から本郷通りを北に望むと、三菱UFJニコス第三ビル、 南に望むと、みずほ銀行本郷支店と三菱UFJ銀行本郷支店が見える。  本郷三丁目交差点から中山道を北に歩く、巣鴨まで4kmである。
 交差点から直ぐ北左側に、本郷薬師の門があり、後方に社が見える。  本郷薬師に参拝する。 この地にあった真光寺境内に、1670年薬師堂が建立されたと云う。  本郷薬師から、路地を更に西に歩くと、太田道灌が創建したと伝えられている櫻木神社がある。  櫻木神社の南にある本郷台中学校入口交差点に出て、春日通りを東に望む。 この先に本郷三丁目交差点がある。  西を望むと、右奥に、プラウド本郷トップヒルが見える。  櫻木神社からやや北に、十一面観世音菩薩と呼ばれている、真光寺の観世音銅像がある。  観世音銅像から北側の路地に出て本郷通りへ。 本郷通り東側には、和菓子の寛永堂本郷赤門店がある。
 寛永堂本郷赤門店から本郷通りを北に進むと、右手に、東京大学伊藤国際学術研究センターがある。  東大赤門前交差点に到着。 中山道越しに、東京大学赤門を望む。  赤門の北側には、東京大学コミュニケーションセンターがある。  東大赤門前交差点の北西角、法真寺入口に、樋口一葉ゆかりの「桜木の宿」があった。  法真寺の境内には樋口一葉の像がある。 一葉は2階の窓から法真寺の境内を眺めていた。  法真寺は1596年に京都知恩院より、寺号を附与されている。  樋口一葉は「ゆく雲」の中で当時の法真寺の情景を書いている。  再び本郷通りに戻り、南を望む。 塀の向こうに東京大学大学院情報学環・福武ホールがある。

     東京大学赤門 地図の中央の矢印が東京大学赤門です      <東京都文京区本郷7丁目3にて>
本郷三丁目交差点から法真寺までの中山道の風景を、下記の「本郷三丁目交差点から法真寺までの中山道」のボタンをクリックして32枚のスライド写真でご覧ください。

     

 中山道を北に進むと、左手に、日本橋から4kmの道標がある                           本郷追分一里塚跡、中山道と岩槻街道の追分である

 本郷郵便局前交差点に来て、本郷通りを北に望む。 右手に、法学政治学系総合教育棟がある。  交差点の左側に、本郷郵便局がある。  本郷郵便局前にある「郵便は世界を結ぶ」のポストは、郵便創業100年記念で作られた。  東京大学のキャンパスの正門の奥には、銀杏並木が続いている。  東大正門前交差点に到着、この辺りには、法学政治学系総合教育棟や工学部列品館がある。  中山道を北に進むと、左手に、日本橋から4kmの道標がある。
 本郷弥生交差点に来て言問通りを東に望む。 左手に、本富士警察署弥生町交番がある。  本郷通りと中山道が分岐する旧中山道追分に来る。 右手前に、東京大学農正門がある。  旧中山道追分から本郷通りを北に望む。 右前方に、クラーチ・エレガンタ本郷がある。  中山道に左折すると北側に、本郷追分一里塚跡がある。 本郷追分一里塚跡は中山道と岩槻街道の追分である。  中央の白い三角屋根の新書館の前で、中山道は右に曲がる。  中山道を北西に望むと、前方に第六中学校西門交差点が見える。  第六中学校西門交差点と第六中学校の間の歩道に、本郷高等小学校跡の説明版がある。  六中学校西門交差点の西側に、日本基督教団西片町教会がある。  教会の前から、中山道を北西に望む。 右手の黄色いビルがブリリア東大前べある。  本郷税務署前交差点に来て、中山道を北西に望む。 中央右手に、東京国税局本郷税務署が見える。  国道17号線中山道を誠之小学校交差点まで来て北西を望む。 中央右にグローリオ文京東大前ヒルズがある。  白山一丁目交差点まで来て北西を望む。 左がライオンズマンション文京白山、右がシエル白山B館である。
 白山上交差点に到着して、北西に中山道を望む。 左から交差点に旧白山通りが合流する。  白山上交差点から、都道452号神田白山線を東に望む。 右端がカットサロン・カティット白山店である。  白山上交差点から、小田原屋の左の路地を進み、駒本小学校前交差点を目指す。 右手に潮泉寺がある。  駒本小学校前交差点に出ると、左に、駒込土物店跡がある。  駒本小学校前交差点の本駒込歩道橋に上り、本郷通りを南に望む。 右手に、駒込警察署浅嘉交番がある。  浅嘉交番の左に本郷通り、右に白山上交差点から歩いてきた路地が見える。  歩道橋の上から駒本小学校前交差点を望む。 右が都道458号線、左が本郷通りである。  歩道橋から本郷通りを北に望む。 プライムアーバンが見える。  本駒込歩道橋を東側で降りて、前にある南北線本駒込駅から帰宅する。

    本郷追分一里塚跡 地図の中央の矢印が本郷追分一里塚跡です      <東京都文京区向丘1丁目1にて>
本郷郵便局から白山上交差点までの中山道の風景を、下記の「本郷郵便局から白山上交差点までの中山道」のボタンをクリックして44枚のスライド写真でご覧ください。

     
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