船橋大神宮          2020年1月1日



 船橋大神宮の正式名である意富比神社は家康秀忠公も合祀している                  2014年に新たに建て替えられた、船橋大神宮の摂社である常磐神社

 今年の元旦の初詣は船橋市の意富比神社である。 京成電鉄大神宮下駅にて下車する。  京成電鉄のガード下に出て、大神宮がある北に進む。  意富比神社の鳥居の前に到着。 参拝者の列が出来ていて参道に入れそうもない。  参拝者の列の後尾を追うも終わりそうもない。 大神宮下交差点から神社の境内に入る。  境内は参拝を終えた人で溢れている。 北側に、船橋大神宮燈明台が見える。  燈明台は千葉県指定の有形民俗文化財になっている。  今日は、燈明台の内部が一般公開されているので、早速、参観する。  船橋大神宮灯明台は、2016年に、船橋市景観重要建造物に指定された。  燈明台は大神宮境内の標高27mある小高い丘に建てられている。
 内部は、1階と2階が和風で、3階の灯室が西洋風の造りになっている。  燈明の光源は石油ランプに錫製の反射鏡を組み合わせた構造で、 燈明の光は11km(6海里)先まで届いたと言われている  建造地は浅間神社があったので、かっては「浅間灯明台」と呼ばれていた。  灯明台から北西を望むと、竹林の向こうに摂社の常磐神社が見ええる。  船橋大神宮と常磐神社の境内を区切っている板塀が見える。  1880年の設置から1895年の停止まで、政府公認の民設灯台として機能していた。  船橋大神宮燈明台の参観を終えた後、西側にある常磐神社へ。  常磐神社は、再建された社殿が、。  壮麗な唐門から本殿を拝む、常磐神社は船橋大神宮の摂社である。  常磐神社には、家康、秀忠、徳川四天王が祭祀されている。
 常磐神社参拝後、大鳥神社にも参拝して、船橋大神宮に向かう。  船橋大神宮は正式では、意富比神社である。  神社の祭神は天照皇大御神を主祭神とし、家康、秀忠公も合祀している。  拝殿前は一寸の隙もなく、近寄ることも出来ないので大神宮の参拝は此処で済ませる。  露店が並ぶ狭い参道を、拝殿まで続く参拝者の列が詰めている。  参道脇を、参列者の間を潜り抜け、入り口に向かう。   話し上手なおじさんに捉まり、血圧予防の干し柿を買う。
 やっと、「延喜式内意富比神社」の文字を刻んだ石柱の前の交差点に面した神社の入り口に到着する。  船橋大神宮の鳥居を潜って通りに出る。 初詣参拝者の列は北に延びている。  最後尾の場所が気になり列を追って歩く。 まだまだ続く参拝者の列、並ばなかって良かったと思う。  大神宮下交差点まで来るが、未だ、前方に列が続いている。 道先案内版が立つ、斎藤理容室辺りが最後尾のようだ。  再び、大神宮下交差点まで戻って右折し西に進むと、海老川に架かる長寿の橋がある。  この地で、船を橋の代わりにしたことから、「船橋地名発祥の地」と言われている。  長寿の橋西詰から西を望む。 前方に、本町四丁目交差点がある。  本町中央公園には、柴田良貴作の彫刻「海からの風」がある。  本町4丁目には、狩猟用の宿泊所などの御殿である、船橋御殿跡がある。  家康は、1614年に船橋御殿で宿泊した。 秀忠も狩猟のたびに立ち寄ったと考えられる。  船橋御殿の中心には富氏が建立した東照宮がある。 右側には、御殿稲荷神社がある。  御殿稲荷神社に参拝後、JR船橋駅より帰宅する。

     船橋市の意富比神社 地図の中央の矢印が意富比神社です      <千葉県船橋市宮本5丁目2にて>
意富比神社を、下記の「意富比神社」のボタンをクリックして58枚のスライド写真でご覧ください。

         
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