大阪散策     2018年11月12日


 住吉大社の第一本宮の前にて高校時代の学友と

 
 11月10日の土曜日朝、自習館高校同窓会関西旅行のため新幹線で東京を出発する。  11日はデンソー弥栄寿会出席のため刈谷で宿泊する。  12日正午に、京都駅にてメンバーに合流するため出発する。  京都駅に到着、仲間と合流して、四条烏丸駅から徒歩にて、柳馬場通りの「一の傳」へ向かう。  一の傳は1927年創業の老舗で懐石料理を提供している。  一の傳は西京焼で知られている。 西京焼とは西京味噌にみりん・酒など加えた漬け床に、 魚の切り身などを漬けこんで焼いた料理である。  最初の前菜の美しさに見とれる。 この会の関西旅行では、最初の日の昼に、一の傳の料理を頂くのが恒例になっている。  高校でクラスメイトだった人々と一の傳の一番人気の西京漬の「銀だら蔵みそ漬」や赤出汁の味噌汁とお澄ましを頂く。  京都一の傳本店を出て、柳馬場通から四条通りへ。
 四条通りを麩屋町通り交差点から、寺町通り交差点へと歩く。  寺町通りを覗くと、観光客で賑わっている。 外国人が目立つ。  京まちなか新京極通り辺りは、人で溢れている。 京都セントラルインの前を通過、間もなく、四条河原交差点である。  四条河原交差点の右前方に、阪急河原駅が見えて来た。 京都から今夜の宿のパナソニックリゾート大阪へ向かう。  パナソニックリゾート大阪での夕食は「百周年会席」と名付けられ、先付、前菜と向付は牡丹海老・鰤・生黄肌鮪・帆立貝炙り、 台物は山形牛と彩り野菜の陶板焼き、南瓜、小玉葱、椎茸、パブリカ、ズッキーニ、青唐辛子、 陶板焼き、煮物は甘鯛かぶら蒸し、百合根、木茸、占地、銀杏、山葵、銀飴、 最後の甘味は、焼林檎プリン、紅芋羊羹、柚子蕨餅で楽しませてくれた。
 翌朝、パナソニック・リゾート大阪にて、東京を出てから3日目の朝を迎える。  朝食はバイキング。 同行者の中には、小学生から一緒だった女性もいる。  出発前の集合時間にて、ホテルの中で記念写真を撮る。  京阪奈散策の会の11月13日の、今日の予定は大阪観光である。  観光バスをチャーターし、阪神高速1号環状線を並走すると、左手に、大阪市中央公会堂が見える。  最初の観光地の住吉大社に到着し、住吉大社有料駐車場で降りて、表参道へ。  脇参道の鳥居の前を通過し、表参道の入口にある、阪堺電気軌道の路面電車の住吉鳥居前駅へ来る。  住吉大社は住吉神社の総本社で、摂津国一宮でもある。
 表参道の一の鳥居である西大鳥居を潜って、住吉大社境内へ。 境内を進むとそり橋の手前に北絵馬殿がある。  浪速の名橋50選に選定され、太鼓橋とも呼ばれている住吉反橋を渡る。  反橋の上から北を望む。 橋は川端康成の小説「反橋」の舞台である。  住吉大社は西暦211年に鎮座されたと云われている。  住吉大社の祭神は、底筒・中筒・表通男命の三神と神功皇后である。  仁徳天皇の住吉津の開港以来、航海の守護神として崇敬をあつめたている。  反橋を渡り、住吉大社幸壽門の前に来る。 幸壽門を潜ると、4棟の本宮がある神域になる。
 幸壽門の正面に、表筒男命を祀った、国宝の第三本宮が見える。  最初に、神功皇后を祀った、国宝の第四本宮に参拝し、次に、中筒男命(ナカツツノオノミコト)を祀った、国宝の第二本宮に参拝する。  最期は、底筒男命を祀った、国宝の第一本宮へ。  祭神の4柱は、共に、古事記、日本書紀に登場する神話の世界の人物である。  本殿4棟は1810年に造営された住吉造で、様式としては飛鳥時代まで遡る最古様式である。  本宮参拝の後は、境内社の一つである楠?社(ナンクンシャ)に向かう。  楠?社(ナンクンシャ)境内にある住吉神社の御文庫は、大阪最古の図書館と云われている。  境内には、樹齢が千年と云われている楠がある。  無事、住吉神社の参拝を終え、第四本宮の前にある、幸福門から外に出て、駐車場に向かう。

     一の傳 地図の中央の矢印が一の傳です      <京都府京都市中京区十文字町にて>
京都四条通りの風景を、下記の「京都四条通り」のボタンをクリックして27枚のスライド写真でご覧ください。
   住吉大社 地図の中央の矢印が住吉大社です      <大阪府大阪市住吉区住吉2丁目9にて>

住吉大社を、下記の「住吉大社」のボタンをクリックして37枚のスライド写真でご覧ください。


     10年ぶりに訪れた四天王寺の南大門を潜る

 住吉神社の次は、称徳太子が創建した四天王寺へ。  南大門を潜ると、正面に仁王門の中門がある。  中門の後に五重塔が見える。 伽藍が一直線に並ぶ「四天王寺式伽藍配置」である。  四天王寺の仁王門は2008年6月18日に訪れて以来、10年ぶりの再会である。  左が、蜜迹金剛力士、右が那羅延金剛力士で松久朋琳の作である。  中門から五重塔を望む。 中門、五重塔、金堂、講堂が一直線に並んでいる。  1959年に、飛鳥時代創建の当時の姿を再建した、高さ39.2mの五重塔がある。  推古天皇元年創建当初の姿を再現した金堂は1961年に再建された。  金堂は入母屋造り、屋根は上下二重で鴟尾を乗せている。  金堂の北側に講堂がある。 入母屋造単層で、堂内西側を夏堂、東側を冬堂と称する。  阿弥陀堂を最後に、四天王寺の参拝を終え、道頓堀へ向かう。
 道頓堀橋南詰交差点に到着、左右が御堂筋、正面に道頓堀通りが見える。  道頓堀の中心街へ向かう。 左に行くと、戎橋がある。  戎橋筋から道頓堀通りを東に望むと、左手角に「かに道楽本店」がある。  道頓堀通りから、心斎橋筋を北に望むと、左右に道頓堀川が流れている。  戎橋に来て、道頓堀川を東に望むと、前方に、太左衛門橋が見える。  道頓堀川を西に望むと、前方に、道頓堀橋が見える。  戎橋の左手、道頓堀川下流左岸には、全国的に知られているグリコの看板がある。  戎橋は、阪神優勝時にファンが飛び込むことでも知られ、「ひっかけ橋」の別名もある。  戎橋から再び道頓堀通りに戻り、大阪松竹座の前を通る。
 道頓堀通りを直進し、道頓堀橋南詰交差点を横断すると、道頓堀2丁目商店街になる。  道頓堀2丁目商店街にある、魚匠「銀平」道頓堀店で昼食を頂く。  銀平の自慢料理は、新鮮な魚料理、特に「銀平名物鯛飯」である。  毎回、銀平の鯛めしを頂いているので、今回は一般的な魚料理のお造りと鯛の煮付けであった。  銀平で昼食を頂いて、次の目的地である通天閣に向かう。

   四天王寺 地図の中央の矢印が四天王寺です      <大阪府大阪市天王寺区四天王寺1丁目11にて>
四天王寺と道頓堀を、下記の「四天王寺と道頓堀」のボタンをクリックして30枚のスライド写真でご覧ください。


 通天閣の昇りあべのハルカスを望む

   道頓堀から通天閣へ向かう。 観光バスは、四つ橋筋から千日通りに入る。  阪神高速15号線の下を東に走ると、前方に難波交差点が見える。  恵美須交差点から堺筋を南下して、新世界アーチの前で停まる。  新世界アーチを潜って、東に歩き、通天閣を目指す。  通天閣の下に至り、北を望むと、右手に串かつだるま通天閣店が見える。  左手に、通天閣展望台に昇る入口がある。  展望台から南東を望むと、最初に、地上300mの超高層複合ビルの「あべのハルカス」が目に入る。  日本一の高さを誇る「あべのハルカス」の前には、大阪市立天王寺動物園が広がっている  南に目を移すと、左手に、阪神高速14号松原線が南に延びている。  南側左手には、美と健康の快適空間、世界最大級・天然温泉の「スパワールド」が見える。  南西を望む。 大隅アパートの前を南北に「堺筋」が延びている。  西を望む、真下を見ると、阪堺電軌阪堺線が左右に走っている。  北西に目を移すと、恵美須交差点が見える。 左が「堺筋」、右が「国道25号線」である。  北を望む、正面が恵美須東交差点、左が「堺筋」、右が「阪神高速14号松原線」である。  北東を望む、右手手前が、天王寺公園芝生広場、奥が、天王寺公園北口交差点である。  再び、「あべのハルナス」が見えて来たので、展望台から下る。  ビリケンさんに挨拶、通天閣は2008年6月18日以来、10年ぶりの訪問である。  通天閣の周りには串カツ屋が並ぶ。 通天閣の南側にある、串かつ・どて焼の「壱番新世界本店」がある。  前回も通天閣に来たら串カツをと思ったが、どの店にも入れなかった。  「壱番」の前から南を望むと、スパワールドが見える。  通天閣前の「古今知」にて集合し、バスが待機している、右手奥に見える新世界アーチへ。  今夜も、連泊の「パナソニックリゾート大阪」へ向かい、鍋料理を頂く。

     通天閣 地図の中央の矢印が通天閣です      <大阪府大阪市浪速区恵美須東2丁目7にて>
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