11月10日の土曜日朝、自習館高校同窓会関西旅行のため新幹線で東京を出発する。
11日はデンソー弥栄寿会出席のため刈谷で宿泊する。
12日正午に、京都駅にてメンバーに合流するため出発する。
京都駅に到着、仲間と合流して、四条烏丸駅から徒歩にて、柳馬場通りの「一の傳」へ向かう。
一の傳は1927年創業の老舗で懐石料理を提供している。
一の傳は西京焼で知られている。 西京焼とは西京味噌にみりん・酒など加えた漬け床に、
魚の切り身などを漬けこんで焼いた料理である。
最初の前菜の美しさに見とれる。 この会の関西旅行では、最初の日の昼に、一の傳の料理を頂くのが恒例になっている。
高校でクラスメイトだった人々と一の傳の一番人気の西京漬の「銀だら蔵みそ漬」や赤出汁の味噌汁とお澄ましを頂く。
京都一の傳本店を出て、柳馬場通から四条通りへ。
四条通りを麩屋町通り交差点から、寺町通り交差点へと歩く。
寺町通りを覗くと、観光客で賑わっている。 外国人が目立つ。
京まちなか新京極通り辺りは、人で溢れている。 京都セントラルインの前を通過、間もなく、四条河原交差点である。
四条河原交差点の右前方に、阪急河原駅が見えて来た。 京都から今夜の宿のパナソニックリゾート大阪へ向かう。
パナソニックリゾート大阪での夕食は「百周年会席」と名付けられ、先付、前菜と向付は牡丹海老・鰤・生黄肌鮪・帆立貝炙り、
台物は山形牛と彩り野菜の陶板焼き、南瓜、小玉葱、椎茸、パブリカ、ズッキーニ、青唐辛子、
陶板焼き、煮物は甘鯛かぶら蒸し、百合根、木茸、占地、銀杏、山葵、銀飴、
最後の甘味は、焼林檎プリン、紅芋羊羹、柚子蕨餅で楽しませてくれた。
翌朝、パナソニック・リゾート大阪にて、東京を出てから3日目の朝を迎える。
朝食はバイキング。 同行者の中には、小学生から一緒だった女性もいる。
出発前の集合時間にて、ホテルの中で記念写真を撮る。
京阪奈散策の会の11月13日の、今日の予定は大阪観光である。
観光バスをチャーターし、阪神高速1号環状線を並走すると、左手に、大阪市中央公会堂が見える。
最初の観光地の住吉大社に到着し、住吉大社有料駐車場で降りて、表参道へ。
脇参道の鳥居の前を通過し、表参道の入口にある、阪堺電気軌道の路面電車の住吉鳥居前駅へ来る。
住吉大社は住吉神社の総本社で、摂津国一宮でもある。
表参道の一の鳥居である西大鳥居を潜って、住吉大社境内へ。 境内を進むとそり橋の手前に北絵馬殿がある。
浪速の名橋50選に選定され、太鼓橋とも呼ばれている住吉反橋を渡る。
反橋の上から北を望む。 橋は川端康成の小説「反橋」の舞台である。
住吉大社は西暦211年に鎮座されたと云われている。
住吉大社の祭神は、底筒・中筒・表通男命の三神と神功皇后である。
仁徳天皇の住吉津の開港以来、航海の守護神として崇敬をあつめたている。
反橋を渡り、住吉大社幸壽門の前に来る。 幸壽門を潜ると、4棟の本宮がある神域になる。
幸壽門の正面に、表筒男命を祀った、国宝の第三本宮が見える。
最初に、神功皇后を祀った、国宝の第四本宮に参拝し、次に、中筒男命(ナカツツノオノミコト)を祀った、国宝の第二本宮に参拝する。
最期は、底筒男命を祀った、国宝の第一本宮へ。
祭神の4柱は、共に、古事記、日本書紀に登場する神話の世界の人物である。
本殿4棟は1810年に造営された住吉造で、様式としては飛鳥時代まで遡る最古様式である。
本宮参拝の後は、境内社の一つである楠?社(ナンクンシャ)に向かう。
楠?社(ナンクンシャ)境内にある住吉神社の御文庫は、大阪最古の図書館と云われている。
境内には、樹齢が千年と云われている楠がある。
無事、住吉神社の参拝を終え、第四本宮の前にある、幸福門から外に出て、駐車場に向かう。
一の傳
地図の中央の矢印が一の傳です <京都府京都市中京区十文字町にて>
京都四条通りの風景を、下記の「京都四条通り」のボタンをクリックして27枚のスライド写真でご覧ください。
住吉神社の次は、称徳太子が創建した四天王寺へ。
南大門を潜ると、正面に仁王門の中門がある。
中門の後に五重塔が見える。 伽藍が一直線に並ぶ「四天王寺式伽藍配置」である。
四天王寺の仁王門は2008年6月18日に訪れて以来、10年ぶりの再会である。
左が、蜜迹金剛力士、右が那羅延金剛力士で松久朋琳の作である。
中門から五重塔を望む。 中門、五重塔、金堂、講堂が一直線に並んでいる。
1959年に、飛鳥時代創建の当時の姿を再建した、高さ39.2mの五重塔がある。
推古天皇元年創建当初の姿を再現した金堂は1961年に再建された。
金堂は入母屋造り、屋根は上下二重で鴟尾を乗せている。
金堂の北側に講堂がある。 入母屋造単層で、堂内西側を夏堂、東側を冬堂と称する。
阿弥陀堂を最後に、四天王寺の参拝を終え、道頓堀へ向かう。
道頓堀橋南詰交差点に到着、左右が御堂筋、正面に道頓堀通りが見える。
道頓堀の中心街へ向かう。 左に行くと、戎橋がある。
戎橋筋から道頓堀通りを東に望むと、左手角に「かに道楽本店」がある。
道頓堀通りから、心斎橋筋を北に望むと、左右に道頓堀川が流れている。
戎橋に来て、道頓堀川を東に望むと、前方に、太左衛門橋が見える。
道頓堀川を西に望むと、前方に、道頓堀橋が見える。
戎橋の左手、道頓堀川下流左岸には、全国的に知られているグリコの看板がある。
戎橋は、阪神優勝時にファンが飛び込むことでも知られ、「ひっかけ橋」の別名もある。
戎橋から再び道頓堀通りに戻り、大阪松竹座の前を通る。
道頓堀通りを直進し、道頓堀橋南詰交差点を横断すると、道頓堀2丁目商店街になる。
道頓堀2丁目商店街にある、魚匠「銀平」道頓堀店で昼食を頂く。
銀平の自慢料理は、新鮮な魚料理、特に「銀平名物鯛飯」である。
毎回、銀平の鯛めしを頂いているので、今回は一般的な魚料理のお造りと鯛の煮付けであった。
銀平で昼食を頂いて、次の目的地である通天閣に向かう。
四天王寺
地図の中央の矢印が四天王寺です <大阪府大阪市天王寺区四天王寺1丁目11にて>
四天王寺と道頓堀を、下記の「四天王寺と道頓堀」のボタンをクリックして30枚のスライド写真でご覧ください。
道頓堀から通天閣へ向かう。 観光バスは、四つ橋筋から千日通りに入る。
阪神高速15号線の下を東に走ると、前方に難波交差点が見える。
恵美須交差点から堺筋を南下して、新世界アーチの前で停まる。
新世界アーチを潜って、東に歩き、通天閣を目指す。
通天閣の下に至り、北を望むと、右手に串かつだるま通天閣店が見える。
左手に、通天閣展望台に昇る入口がある。
展望台から南東を望むと、最初に、地上300mの超高層複合ビルの「あべのハルカス」が目に入る。
日本一の高さを誇る「あべのハルカス」の前には、大阪市立天王寺動物園が広がっている
南に目を移すと、左手に、阪神高速14号松原線が南に延びている。
南側左手には、美と健康の快適空間、世界最大級・天然温泉の「スパワールド」が見える。
南西を望む。 大隅アパートの前を南北に「堺筋」が延びている。
西を望む、真下を見ると、阪堺電軌阪堺線が左右に走っている。
北西に目を移すと、恵美須交差点が見える。 左が「堺筋」、右が「国道25号線」である。
北を望む、正面が恵美須東交差点、左が「堺筋」、右が「阪神高速14号松原線」である。
北東を望む、右手手前が、天王寺公園芝生広場、奥が、天王寺公園北口交差点である。
再び、「あべのハルナス」が見えて来たので、展望台から下る。
ビリケンさんに挨拶、通天閣は2008年6月18日以来、10年ぶりの訪問である。
通天閣の周りには串カツ屋が並ぶ。 通天閣の南側にある、串かつ・どて焼の「壱番新世界本店」がある。
前回も通天閣に来たら串カツをと思ったが、どの店にも入れなかった。
「壱番」の前から南を望むと、スパワールドが見える。
通天閣前の「古今知」にて集合し、バスが待機している、右手奥に見える新世界アーチへ。
今夜も、連泊の「パナソニックリゾート大阪」へ向かい、鍋料理を頂く。
通天閣
地図の中央の矢印が通天閣です <大阪府大阪市浪速区恵美須東2丁目7にて>
通天閣からの風景を、下記の「通天閣」のボタンをクリックして27枚のスライド写真でご覧ください。