北斎展と不忍池     2017年12月29日


 不忍池のボート池越しに望む、弁天堂と東京スカイツリー

 
 国立西洋美術館を目指して、上野駅にて下車、構内はクリスマス気分である。  上野駅広小路口から外に出て、中央通りへ。  上野駅広小路口前のガード下には、集団就職の古を語る「ああ上野駅」の歌碑がある。  上野駅からガードを潜って、上野恩賜公園の南口へ。 石段を上がると西郷さんの銅像がある。  上野公園に立つ西郷隆盛の銅像は、犬を連れていることで知られている。  西郷隆盛の銅像の北には、彰義隊の墓がある。 国立西洋美術館へ行く前に不忍池を散策する。
 不忍池弁天堂に向かうと、右手に清水観音堂がある。  清水観音堂の前から、不忍池弁天堂を望む。 清水観音堂から不忍池へ。 天竜橋を渡って弁天堂に向かう。  参道には、明治百年を記念して建立された「めがね之碑」や藤棚の下にある「不忍池由来碑」がある。  弁天堂は竹生島の宝源寺を見立てて建立されたお堂で、弁才天を祀っている。  不忍池の弁天さまは、江戸最古の七福神である「谷中七福神」の一つである。
 弁天島からボート池越しに、タワー群を望む。左端が地上30階のパークタワー上野池之端である。  弁天島からボート池と鵜の池の間の遊歩道を歩いて、ボート乗り場を望む。 不忍通りの前に来る。  不忍池の鴎は人を恐れる様子も無い。 不忍通り沿いの遊歩道を、蓮池に向かって歩く。  ボート池の向こうに、弁天堂と東京スカイツリーが見える。  ボート池の池畔には、池田政治の彫刻「鳥たちの時間」がある。  ボート池と蓮池の間の遊歩道に入って一服する。
 日光で茶色に輝いている、蓮の枯れ葉はそれなりに美しい。 不忍池の中の遊歩道を、弁天島に向かって歩く。  池畔のベンチは年配の連中に占領されている。 再び、弁天島に到着、大黒天堂に参拝して上野公園へ。  像高6mの釈迦如来坐像の前に来る。 現在では顔面部のみ保存されている「上野大仏」に参拝する。  上野散策の最後は、上野の森の黄葉の中を歩く。 西洋美術館に行く前に、上野恩賜公園噴水広場に寄る。  噴水広場では、全国大陶器市が開催中である。 会場内を歩く。  佐賀の陶器や常滑焼の急須が目に付くが、今更、買いたい物も無い。

     不忍池弁天堂 地図の中央の矢印が弁天堂です      <東京都台東区上野公園2にて>
不忍池周辺の風景を、下記の「不忍池」の ボタンをクリックして43枚のスライド写真でご覧ください。


     葛飾北斎の北斎漫画が影響を与えた、エドガー・ドガの「踊り子たち」

 「北斎とジャポニスム」展を鑑賞するために、世界遺産の国立西洋美術館へ。  展覧会の主旨は「北斎が西洋に与えた衝撃」で、モネ・ドガ・セザンヌなど多くの人が、 北斎に学び、北斎の絵の影響を受けたジャポニスムの紹介である。  日本発、世界初で、西洋と北斎の名作を集め、夢の競演として、世界10ヶ国<以上から名作を集めている。  北斎を切り口にジャポニスムという現象を読み解く、初めての大規模展覧会である。  開催期間は2017年10月21日から2018年1月28日までになっている。
 最初は、葛飾北斎の「北斎漫画」を参考にしたエドガー・ドガの「踊り子たち」で、 北斎漫画と踊り子たちを対比している。  連作されたポール・セザンヌの「サント・ヴィクトワール山」も 連作作品である葛飾北斎の「富岳三十六景」の影響を受けている。  北斎漫画から影響を受けた、メアリー・カサットの「青い肘掛け椅子に座る少女」、 北斎の「牡丹に蝶」から影響を受けたフィンセント・ファン・ゴッホの「ばら」、 北斎の「三体画譜」に影響を受けた、ポール・ゴーガンの「三匹の子犬のいる静物」、 北斎の「富嶽三十六景東海道保土ヶ谷」の影響を受けた、クロード・モネの「陽を浴びるポプラ並木」、 北斎の「富嶽三十六景神奈川沖浪」が影響を与えた、カミーユ・クローデルの「波」などが 代表例として紹介されている。
 シカゴ美術館やオルセー美術館で出合った印象派の作品を思い出しながら、国立西洋美術館を出る。  上野公園に立つ、野口英世の銅像を眺めてから、上野駅に急ぐ。

  北斎とジャポニスム展を、下記の「北斎とジャポニスム」 ボタンをクリックして23枚のスライド写真でご覧ください。

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