西船橋駅から武蔵野線の各駅停車に乗って葛西臨海公園駅に向かう。 快速もあるが運行形態が違うので要注意。
葛西臨海公園駅で下車、西船橋に向かう武蔵野線や幕張に向かう京葉線は何回も往復したが、
今までは、葛西臨海公園駅は通過のみの駅だった。
葛西臨海公園は、1989年に葛西沖開発事業で造られた都市公園である。
芝生ゾーンには、蓮池や2001年3月にオープンした日本一の大きさを誇る観覧車「ダイヤと花の大観覧車」がある。
大観覧車は開業後直ぐに、福岡市のスカイドリーム福岡に日本一の座を奪われたが、
2009年に廃業したため、再び日本一に返り咲いた。
計画段階では世界最大の観覧車になる筈が、1999年にオープンした「ロンドン・アイ」に先を越される。
ロンドン・アイは乗船する機会は無かったが、2010年9月15日に真下から見上げた想い出がある。
ダイヤと花の大観覧車は、回転輪直径が111m、地上高が117m、6人乗りのゴンドラ数68台である。
大観覧車は約17分で一周する。 料金は700円で、シルバーは400円である。
公園の北側には、京葉線の他に、首都高速湾岸線と国道357号線が走っている。
西を見ると、荒川に架かる荒川河口橋や首都高速湾岸線にT字で交わる首都高速中央環状線の葛西JCTが良く見える。
南東には、荒川の河口に葛西海浜公園の「西なぎさ」が見え、南に東京湾が広がっている。
東の方向には、蓮池やホテルシーサイド江戸川の建物が見える。
その奥に鳥類園、後方に、舞浜大橋が架かる旧江戸川が見える。
南の方角には、水族館のドーム、展望レストハウス、海の中に東なぎさ、その向こうに東京ディスニーランドが見える。
大観覧車からの風景を満喫して、葛西海浜公園の西なぎさに向かう。
ダイヤと花の大観覧車
地図の中央の矢印が大観覧車です <東京都江戸川区臨海町6丁目2>
大観覧車からの風景を、下記の「ダイヤと花の大観覧車」のボタンをクリックして40枚のスライド写真でご覧ください。
ダイヤと花の観覧車を後にして、葛西臨海公園と葛西海浜公園を繋ぐ、
ヨットの帆柱をイメージした白い柱が立っている葛西渚橋を渡り、葛西海浜公園の西なぎさに向かう。
橋の上から東を望むと、正面にディズニーランドの建物、西を望むと、荒川河口橋が見える。
西なぎさに立ち左手を望むと、海に向かって若州が延びている。
人工渚では都会の子供たちが、海辺の感触を味わっている。
西なぎさは、東京都で一か所しかない海水浴場になっている。
大都会の中の貴重な渚であるが、海水はお世辞にも綺麗とは云えない。
葛西渚橋の近くで、氷売りを見つけて、一時の涼を味わう。
東側にも、西なぎさの人工渚が広がっている。
西なぎさの東側に立ち入り禁止の東なぎさがあり、その向こうにディズニーランドのホテル群が見える。
再び葛西渚橋を渡る、左手に、東京水辺ライン船着場が見える。
遊覧船がやって来た、遊覧船はお台場や両国と行き来している。
葛西臨海公園に戻ると、右手に展望レストハウス・クリスタルビューの建物が見える。
葛西臨海公園は汚染や埋め立てで破壊された自然環境を再生するために整備されたものである。
バーベキュー広場に戻り、展望レストハウス・クリスタルビューの前に出る。
広場では大道芸人を囲んだ輪が出来ていた。
展望レストハウス・クリスタルビューは1階はレストラン、2階と3階はガラス張りの展望所になっている。
展望所から北を望むと正面に、JR京葉線葛西臨海公園駅がある。
東には鳥類園が広がり、右手に水族館のドームが見える。
南には、緑で覆われた展望広場が広がり、向こうに東なぎさが見える。
展望レストハウス・クリスタルビューから、人で溢れる展望広場に出て。水族館に向かう。
間もなく目の前に、ヨットの帆をイメージする白いテントが現れ、その後に水族館のドームが見える。
ドームを左手に見ながら左回りに歩き、入口を探すも、野鳥園の上の池を通り過ぎ、公園の中央道路まで歩かされる。
水族館の入館料が60歳以上無料のビラを見て、今日が敬老の日であることを認識する。
葛西海浜公園の葛西渚橋
地図の中央の矢印が公園の葛西渚橋です <東京都江戸川区にて>
葛西海浜公園の風景を、下記の「葛西海浜公園」のボタンをクリックして44枚のスライド写真でご覧ください。
葛西臨海公園の水族館に向かう。
目の前にガラスドームが現れる、ドームの下には海の世界が広がっている。
ガラスドームの中に入り、エスカレーターで、3階から2階に下りると大水槽がある。
葛西臨海水族館の目玉は、大水槽の中を回遊するマグロの群れである。
昨年の末に、クロマグロが次々と謎の死を遂げ、遂に、一匹になってしまった。
6月2日に、クロマグロが80匹ほど、大水槽に投入され、クロマグロの群泳が再開された。
マグロの謎の死の原因の一つと考えられいた水槽のアクリルガラスへの衝突防止テープは、
8月末から取り払われていた。
水槽には、2200トンの海水が入っていて、厚さ最大26cmのアクリルガラスが、水圧を支えている。
水族館の開設は、1882年の上野の動物園で、その後、1989年に葛西臨海水族園としてスタートした。
マグロが泳ぐ大水槽を離れて、次は世界の海の太平洋に住む魚の水槽へ。
水槽の中の魚の群れの華やかさに圧倒される。
2階の世界の海のコーナーは熱帯の珊瑚礁から、氷に覆われた北極や南極までの多様な魚がみられる。
渚の生物の前を通り過ぎると、野外にペンギンの池がある。
フンボルトペンギンやイワトビペンギンが泳ぎ回る日本最大の展示場である。
色鮮やかなジャイアントケルプが生い茂る海藻の林を最後に、葛西臨海水族館を出る。
噴水池が、東京湾へと広がり、海面が接合して広大な海が現れる。
海面が水煙で覆われ、此方に向かって前進してくる。
テントデッキが、霧に覆われたヨットの一団のように見える。
青い空と、白い雲の下で繰り広げられたドラマに感動する。
総武線の葛西臨海公園駅のプラットホームから、日本最大級の大観覧車を眺めて、
都内の外堀通りに面した、ホテル「ヴィラホンティーヌ大手町」に向かう。
夕食は、ホテルの近くの築地食堂「源ちゃん」神田店で海鮮丼を頂く。
葛西臨海公園水族館
地図の中央の矢印が葛西臨海公園水族館です <東京都江戸川区臨海町6丁目2にて>
葛西臨海公園水族館を、下記の「葛西臨海公園水族館」のボタンをクリックして43枚のスライド写真でご覧ください。