唐津シーサイドホテルにて、北西九州旅行の5日目の朝を迎える。
部屋の窓からは、唐津湾に浮かぶ、大島、高島、姫島、串崎が見える。
ホテルに隣接する、日本三大松原の「虹の松原」を覗い後、今宿バイパスに入り、、
佐賀県から福岡県に入り、福岡都市環状線の百道インターを降りて、シーサイドももち海浜公園へ。
福岡市博物館に向かうと、三角形の福岡タワー、テレビ西日本本社ビル、AIビル、AITビル
NCBシーサイドビル、Mタワーが群立している。
グランドメゾンの横を進むと、右手に福岡市博物館がある。
アジア太平洋博覧会のテーマ館として建設されたのを改装し、1990年に博物館として開館した。
ブルーテルのブロンズ像を眺めてから入館、現在は改装中で館内の大部分が閉鎖されていたが、
お目当ての国宝の漢倭奴国王印と黒田節にも歌われた名槍「日本号」は見ることが出来た。
館内は来年の大河ドラマ向けの準備を着々と進めていた。
清水九兵衛の赤いモニュメントの「向波容」を見てから、筥崎宮へ向かう。
福岡市博物館
地図の中央の矢印が博物館です <福岡県福岡市早良区百道浜3丁目1にて>
福岡市博物館の周辺の風景を、下記の「福岡市博物館」のボタンを
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再び、福岡都市環状線に乗って、三大八幡宮である筥崎宮に来る。
境内には「唐船塔」「夫婦岩」「蒙古軍碇石」「元寇防塁」などが見られる。
伏敵門と云われている楼門の前には、大きな絵馬が並んでいる。
福岡ソフトバンクス、コカ・コーラウエストレッドパークス、アビスバ福岡、ライジング福岡など、
八幡宮に因んで、必勝祈願を掲げている。
筥崎宮から古事記の舞台でもある香椎宮へ。 仲哀天皇と神巧皇后を祭っている。
楼門を潜ると、神巧皇后のお手植えの御神木の綾杉がある。
本殿は香椎造と呼ばれ、重文に指定されている。
古事記に登場する竹内宿禰を祀る武内神社に参拝して、香椎宮の参拝を終える。
筥崎宮
地図の中央の矢印が筥崎宮です <福岡県福岡市東区箱崎1丁目22にて>
香椎宮
地図の中央の矢印が香椎宮です <福岡県福岡市東区香椎4丁目16にて>
筥崎宮と香椎宮を、下記の「筥崎宮と香椎宮」のボタンを
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志賀島の金印公園には、「漢委奴国王金印発光之処」の石碑が立つ。
以前勉強した歴史書によると、百姓が畑の中から金印を発見したとの記述を読んだ記憶があるが、
その時に描いた風景と此処で眺める風景とでは、ギャップの大きさに吃驚する。
元寇襲来の古戦場と云われる志賀島には蒙古塚もあり、「蒙古軍供養塔」が立っている。
志賀島から九州自動車道を通り、大宰府天満宮へ。
大宰府天満宮は全国約12,000社の総本宮である。
御神牛に出迎えられ、太鼓橋と直橋の3つの神橋を渡ると、鳥居の向こうに楼門が見えてきた。
一年中の嘘を天神様の誠心と取り替える鷽替神事縁の鷽(ウソ)や中国の瑞獣思想上の動物麒麟の彫刻がある。
楼門を潜り、本殿に参拝した後、御神木「飛梅」の前の売店で、孫達にお守りを買う。
境内にある大楠の落葉を眺めた後、今夜の宿であるホテルルートイン大宰府へ。
志賀島の金印公園
地図の中央の矢印が金印公園です <福岡県福岡市東区志賀島にて>
大宰府天満宮
地図の中央の矢印が大宰府天満宮です <福岡県太宰府市宰府4丁目7にて>
志賀島と大宰府天満宮を、下記の「志賀島と大宰府天満宮」のボタンを
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