指宿と長崎鼻       2012年4月11日


 豪雨のため、人影が全く見られない砂楽の砂むし場
 
 大雨警報が発令されている土砂降りの中を、鹿児島市の繁華街、 天文館通りに面したホテル「レム鹿児島」を出る。
 ラッシュアワーの混雑と、見通し困難な視野、慣れない車の運転に難渋しながら市街地を出たものの、余りの豪雨に、 走行不能になり、道の駅「喜入」の駐車場に入り込んで、車内で2時間近く待機する。  この時間では、交通機関もストップしたとのこと、観光どころではない。
 小降りになったので、スタートし、次の道の駅「いぶすき」に入るも時間を持て余す。  大雨のため、急遽、観光計画を変更して、雨でも体験できる砂風呂に行くことにする。  雨天時の砂むしが楽しめる砂むし会館「砂楽」へ。
 天気なら、観光客で賑わう浜辺も静寂そのものである。  脱衣所で浴衣だけ身に着けて、屋外にある掘立て小屋の砂むし場へ。  10分間ほど、砂に埋まって寝転んだが、意外と快適だった。  外に出ると、雨のあがり、晴れ間も見えたので、長崎鼻に向かうことにする。
  砂むし会館「砂楽」   地図の中央の矢印が砂楽です      <鹿児島県指宿市湯の浜5丁目25にて>
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 長崎鼻の岬の先端から薩摩長崎鼻灯台を望む

 浦嶋伝説の発祥の地として知られている薩摩半島最南端の長崎鼻へ。  竜宮神社に参拝し、山幸彦がモデルになった、浦嶋太郎と亀を見ながら薩摩長崎鼻灯台が立つ岬の先端に向かう。
 長崎鼻から眺める開聞岳は、指宿観光の目玉であるが、黒い雲が、開聞岳を取り囲んで山頂は全く見えない。  先ほどの豪雨は通過したものの、浜辺には豪快に白波が打寄せている。  幸いなことに、南の空は青空が覗き、岬一帯は日の光に輝いている
。  1967年に完成された薩摩長崎鼻灯台に到着。  長崎鼻は、約10万年前に噴火した火山の名残と考えられている。  地上から灯台頂部までの高さ11m、水面から灯火までの高さは21mある。  帰り道でも、開聞岳は雲の中、明日天気ならもう一度ここに来ようと心に決める。
 池田湖に寄って、ホテルに向かうものの、湖畔からは開聞岳は全く分からない。  ドライブインの池田パラダイスにより、イッシーのモデルになった大鰻を覗き、 今夜の宿である、指宿温泉「こころの宿」へ向かう。
  薩摩長崎鼻灯台   地図の中央の矢印が薩摩長崎鼻灯台の場所です      <鹿児島県指宿市山川岡児ケ水にて>
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