飛鳥散策       2010年02月14日


 飛鳥宮跡北部地区の現地説明会場(左)

 飛鳥寺の直ぐ南で行われる、飛鳥京跡の現地説明会参加に先立って、先ず、飛鳥寺を訪ねる。
 推古天皇が鞍作鳥仏師に造らせた日本最古の仏像である飛鳥大仏を参拝する。  飛鳥寺の境内からの南側の「真神原の眺め」の中には、説明会場が見える。
 蘇我入鹿首塚経由で、飛鳥京跡外郭北部の調査(第161次調査)の会場に到着する。  掘立柱列と掘立柱塀がテープで示されている。  今回の発掘調査は飛鳥宮跡の北限ないしは、北部地域の様相を明らかにすることを目的としている。
 飛鳥寺と飛鳥宮跡の発掘現場を後にして、伝飛鳥板蓋宮跡へ。  飛鳥地方には推古天皇から持統天皇に至る7世紀の約100年間、歴代の天皇の宮があった。
 酒船石遺跡や亀形石造物を見てから、奈良県立「万葉文化館」へ。  館内には富本銭の出土地点が明示されている。 飛鳥池工房跡を見てから、東側にある丘へ。  丘は円墳になっていて、藤原鎌足の母である大伴夫人の墓と云われている。
 隣接した、大原神社は、一千年以上も続く藤原氏の祖である藤原鎌足の生誕地である。  最後に、日本最古の神社の一つと云われている飛鳥坐神社に参拝して、飛鳥の散策を終える。
飛鳥寺            地図の中央赤い「+」印が飛鳥寺の場所です           
飛鳥坐神社          地図の中央赤い「+」印が神社の場所です               <奈良県高市郡明日香村大字飛鳥にて>
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