京都の紅葉             2008年11月26日


 紅葉越しに望む清水寺の三重塔(左)

 京都の紅葉を求めての散策は清水寺からスタートする。  五条坂から茶わん坂を登り、仁王門を潜り、一列に並んだ西門、三重塔、経堂、開山堂や鐘楼、随求堂を巡ってから、 本堂にある秘仏の十一面千手千眼観音を参拝する。
 国宝の本堂の舞台からの景色を楽しんだ後、地主神社に寄り、奥の院、音羽の滝、子安塔を巡る。  最後に、特別拝観が行われている頭塔の成就院で国の名勝に指定されている相阿弥の庭園を鑑賞する。
 清水寺を出て、清水道から、三年坂に入り、目に付いた京料理の店に飛び込んで食事をした。  後で分かったのだが、この店は、坂本竜馬が定宿とした「あけのぼ亭」縁の「明保野亭」であった。
    清水寺    地図の中央「+」印が寺の場所です
   <京都府京都市東山区清水一丁目にて>
 清水寺の風景と紅葉を、  下記の「清水寺の紅葉」と「清水寺の風景」のボタンをクリックして、40枚と28枚の写真でご覧ください。


 臥龍池に映える高台寺の紅葉(左)

 二年坂から三年坂を歩き高台院へ。  先ず、方丈に上がり、波心庭や勅使門、偃月池に架かる観月台や開山堂を望む。
 外に出て、開山堂から続く臥龍廊から「ねね」を埋葬する霊屋、石段を登り茶室の笠亭や時雨亭めぐる。  臥龍池越しに紅葉の中の開山堂を望んだ後、高台寺塔頭の一つである円徳院へ。
 円徳院方丈から南庭や、小堀遠州が手を加えた北庭の紅葉を楽しむ。  円徳院参拝後は、隣接した三面大黒天へ。  高台寺「掌美術館」には「ねねと秀吉」の思い出の品が展示されている。
 高台寺の塔頭の一つである「月真院」を覗き、紅葉に彩られた長楽寺の参道を歩いて、京都最古の公園である円山公園へ。  厄除け・商売繁盛の信仰を集める古社の八坂神社の拝殿、本殿に参拝し、西楼門を潜って、次の目的地の金戒光明寺へ。
    高台寺    地図の中央「+」印が湖の場所です
   <京都府京都市東山区下河原町にて>
 高台寺の風景と紅葉を、  下記の「高台寺の紅葉」と「高台寺の風景」のボタンをクリックして、35枚と23枚の写真でご覧ください。


 真如堂の紅葉(左)

 八橋で身近になっている「聖護院門跡」の前を通り金戒光明寺へ。  金戒光明寺は「黒谷」の名で親しまれている浄土宗の七大本山の一つである。
 雄大な山門を通って、本堂に参拝。  法然上人がここで草庵を結んだのが金戒光明寺の始まりという。  金戒光明寺の塔頭「龍光院」や「栄攝院」を覗いてから、真如堂へ。
 6年前の秋に、真如堂の紅葉がポスターで宣伝され、始めて訪れたが、 今回も本堂や三重塔を彩る紅葉は素晴らしかった。
    真如堂    地図の中央「+」印が湖の場所です
   <京都府京都市左京区浄土寺真如町にて>
 真如堂の風景と紅葉を、  下記の「真如堂の風景」と「真如堂の紅葉」のボタンをクリックして、20枚と16枚の写真でご覧ください。


 永観堂の紅葉(左)

 京都の紅葉散策の最後は、京都随一の紅葉の名所である永観堂へ。  千円の拝観料を払って入門したが、人の多さに驚く。
 参道沿いの紅葉を楽しんだ後、堂内の拝観よりは紅葉の方が優先と 大玄関のある鶴寿台や本堂である阿弥陀堂前の石段付近、永観堂幼稚園の前と紅葉を追って歩く。
 放生池に架かる極楽池の周りの紅葉を堪能した後、 鶴寿台の大玄関から堂内に入り、古方丈、瑞紫殿、釈迦堂を巡り、庭園を眺める。  御影堂から多宝塔を見上げ、阿弥陀堂(本堂)へ行き、みかえり観音を拝む。  最後に、夕日に映える多宝塔に登り、京都の街を遠望して今日の散策を終える。
 6年前の2002年11月20日にも、高台院、真如堂、永観堂を巡ったが、久しぶりに紅葉を堪能できた。
    永観堂    地図の中央「+」印が湖の場所です      <京都府京都市左京区永観堂町にて>
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