田丸神社
2005年3月2日

神社合併令で出来た田丸神社(左)
田丸神社は田丸城趾の北に位置し、
明治14年の神社合併令で様々な社が集められてできた神社である。
境内の石灯篭や鳥居はいろいろなところから持ち寄られた。
元は天神社がこの地にあったとされている。
毎年10月の第1日曜日に田丸神社会式が行われる。
田丸神社の獅子頭は、
享保5年秋(1720)五穀豊穣と疫病退散村内安全を願って造られた。
毎年2月神事に町内を廻って七越しの舞を舞う。
町の有形及無形文化財指定地区獅子舞保存会が伝承している。
宮川流域各地に古くから伝わる獅子舞のことを、一般的にお頭神事と呼んでいる。
これは産土神を祀る神社で主に行われるが、仏教と結びついたものもある。
毎年1月28日に行われる玉城町山神の獅子舞は般若経の法力を授けられた
獅子が悪霊を退散させるというものである。
その山神の山田寺に伝わる雄雌一対の獅子頭は桧造りで、
1555(弘治元)年の銘がある。
田丸神社の場所 地図の中央「+」印が神社の有る場所です
<三重県玉城町にて>