花フェスタ記念公園
2005年5月21日
「日本一のバラ園」から「世界のバラ園」になったバラ園(左)
この数年間は余りパッとしなかった花フェスタ記念公園が、今年は「花の都ぎふ運動15周年記念」の一環として、
「花フェスタ2005ぎふ」を掲げ、バラをキーワードとして、従来からの「日本一のバラ園」を世界中からバラを集め、
「世界のバラ園」としたのを始め、14のテーマごとに美しく演出された庭園がある「バラのテーマガーデン」や
花に関する多彩な企画展示が楽しめ、特に、「不可能」を意味する青いバラが展示されている「花のミュージアム」など、
今年はひと味違う楽しみが期待できるという。
それに、パンフレットによると、バラの見頃が5月中旬とのことで、近くに東海環状自動車道のインターが出来たことだし、
天気も良いというので、車に乗って可児市に向かった。
考えることは誰も同じらしい。 土岐のインターチェンジから可児のインターまで渋滞との掲示板が出る。 なるほど、
インターチェンジから北に向かう東海環状自動車道は車に埋まっていて動きそうもない。
これでは現地に行っても、現場には近づけそうも無いかなと思いながら、急遽、中央自動車道の土岐インターで
下りて、従来のアプローチ路を進む。
道標にて、御嵩町の工業団地「クリーンテク」に導かれ、シャトルバスにて会場へ。 無事、入場できたが、途中で自動車道の
上で止まっている車の列が見られた。
花フェスタ記念公園 地図の中央「+」印が公園の場所です
<岐阜県可児市にて>
花いかだの池畔に咲くポピーの中を散策する人々(右)
会場の中に入ると、園内は人で埋まっている。 先ず最初に、本日の目玉である「世界のバラ園」へ。
今年は特に世界のバラを植栽し、多彩なバラが見られると言うが、見た目には従来の感じと殆ど変わらなかった。
それに、今年は季節の進みが遅いのか、未だ、蕾の花が可成り見られ、今月末あたりが見頃となりそうだ。
花いかだの池畔に沿った遊歩道は今年もポピーなどに埋まり、ここだけでも来た甲斐があったと思う。
人で埋まった、花の地球館や花トピアをサッと通り、紙のステンドグラスのトンネルを抜けると、
目の前にバラのテーマガーデンが広がる。 庭園としては、程完成らしいが、特に円形庭園の方は花が少なく、
来年以降の楽しみらしい。
最後に、花のミュージアムも覗いて見たが、不可能を意味した青いバラは白バラに見えたし、万博慣れしたものには
企画もいま一歩であった。
<岐阜県可児市にて>