宇嶺の滝と不動滝
2004年9月8日
高根山の中腹にある宇嶺の滝(左)
台風一過、晴天が久しぶりにやって来た。 平地を歩くには未だ暑い。 台風の後の山登りも不安だ。
今日は絶好の滝見日和と決めつけて家を出る。
今春の4月18日に東海自然歩道の高根山
コースを歩いた時、宇嶺の滝の入り口からスタートしたものの、滝を見る機会が無かった。、
心残りだったが、今日は先ずこの滝を目指して、東名焼津インターから、
県道32号藤枝黒俣線を北上し、道端にある「宇嶺の滝」の石碑の横から滝壺に降りる
落差70mの名瀑は、昨日の台風のため増水し、怒濤の如く落下していた。
この滝は別名「お君の滝」の愛称で呼ばれており、滝に身を投げた「お君」の
伝説が伝わっている。
宇嶺の滝を見た後、先日歩いた東海歩道沿いの県道220号蔵田島田線を走り、大井川に出る。
宇嶺の滝の場所 地図の中央「+」印が滝の有る場所です
<静岡県藤枝市蔵田の瀬戸の谷にて>
大井川随一の名瀑である下泉不動の滝(右)
大井川の左岸の県道63号藤枝天竜線、77号川根寸又線を走り、下泉駅手前で右折すると、
「不動の滝オートキャンプ場」がある。
キャンプ場の「不動の滝自然広場」から遊歩道を200m程登ると、落差45m巾8mの
不動の滝がある。
昨日の台風で増水した激流が、胴太の白い柱となって踊っている様は、凄みを感じさせる程の
迫力がある。
来る途中で見つけた道の駅「川根温泉ふれあいの泉」の駐車場は、週日にも拘わらず、
駐車場は車で溢れている。
こんなに人気のある日帰り温泉とはどんなところだろうと気になり、途中下車して、覗いてみる。
川根温泉は温度49度の源泉が流しっぱなしで、ナトリウム塩化物泉の溶存物質が温泉基準の
11倍以上も含まれていて、所謂、美人の湯の感触である。
露天風呂も複数個あり、久しぶりに見つけた三ツ星の温泉である。
下泉の不動滝の場所 地図の中央「+」印が滝の有る場所です
川根温泉(***)の場所 地図の中央「+」印が温泉の有る場所です
<静岡県中川根町下泉にて>