八甲田山の高田大岳
2002年5月12日
奥入瀬川の山躑躅(左)
奥入瀬渓流温泉郷の宿で、目覚めとともに飛び起きる。 早速、朝風呂へと外に出て、
外湯の「名瀑露天風呂 八重九重の湯」に向かう。 この辺りは、今、山躑躅祭りの真っ最中で、
露天風呂までの遊歩道沿いに、山霧を背景に鮮やかな彩りの躑躅が続いていた。
昨日訪れた、雨の中を流れ落ちる、奥入瀬の「銚子大滝」や「雲井の滝」も見事であったが、
露天風呂に浸かりながら眺める八重九重に階段状に流れ落ちる「九重の滝」も又格別であった。
<青森県十和田湖町にて>
田代平から眺めた高田大岳(左)
雪中行軍で有名な八甲田山は一つの山ではなく、南八甲田連峰と北八甲田連峰の総称である。
北八甲田連峰の主峰の高田大岳(1552m)が眺められる田代平から西にかけての一帯が、行軍の
遭難場所で、銅像茶屋の近くには雪中行軍遭難者の銅像が建っている。
北八甲田連峰を眺めながら左回りにドライブして、ロープウェイのある「田茂萢岳」の西を通り、
右折して、国道394号線に入ると、城ヶ倉渓谷に架かる「城ヶ倉大橋」の上に出る。 そこからの
眼下に拡がった城ヶ倉渓谷の眺めは雄大で、将に、新緑の絨毯を敷きつめたようだ。 この絨毯が秋には
一面に紅葉するという。 是非、訪れたいものだ。
<青森県青森市にて>