黒部平から眺めた立山    2001年7月14日

 黒部平から眺めた大観峰駅と立山の主峰(左)

 ご来光は拝めなかったが、トンネルを潜って大観峰の展望台に出ると、後立山連峰が全貌を表し、 ケーブルカーで降りた黒部平からは立山の主峰と、私が今までで一番スリルを味わった黒部渓谷の 「下の廊下」を望むことが出来た。

 今日の掲示では、「下の廊下」は欅平から阿曽原経由で仙人谷迄しか行けず、その先の私が歩いた半月峡、 S字峡、十字峡など、黒部渓谷の最も美しい場所への道は通行止めになっていた。黒部ダム駅のトンネルに その道が「日電歩道」として写真で壁一杯に貼られていた。絶壁に架けられた桟道の丸太の間から、 200m下の黒部の激流が望める道や、足元の板と2本のロープだけが頼りの吊り橋など、将に当時の 「下の廊下」が今では伝説の道になりつつ有るのを感じた。

<長野県大町市にて>

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