川浦渓谷
2001年7月1日
板取川の最大の名所の川浦渓谷(左)
県道52号の白鳥板取線から分かれて、村道を板取川に沿って遡ると、川浦渓谷がある。
30m以上の断崖の間を、青く澄み切った清流が流れている。川が大きくU字に迂回し、その間が
トンネルになっていて、その両側に二つの橋が架かっている。その橋から橋までの渓谷沿いが絶景の遊歩道
で有るが、極最近、中学生の団体が落石に合い、一人が死亡してからは、その中は立入禁止になっていて
写真のような渓谷を見ることは困難である。(どうして写真が撮れたのかな?)
川浦渓谷から先は、休日以外は工事をしていて通行禁止になっている。更に、休日でもその先は通行禁止に
なっていて、待望の「銚子の滝」へは近づくことはできない。
その代わり、帰り道にある「板取川温泉」はアルカリ性の美人の湯で、その泉質は「ひまわりの湯」
に比肩する、久しぶりに遭遇した掘り出し物の温泉であり、是非、訪れることをお奨めする。
<岐阜県板取村にて>
21世紀の森に咲く紫陽花(左)
国道256号線から分かれて、県道52号の白鳥板取線、所謂、板取街道を板取川に沿って北上する。
この板取街道は両側に紫陽花が植えられ、あじさいロードと云われ「日本の道100選」にも指定されている。
その終点と云うべき所が、蕪山の麓に設けられた「21世紀の森公園」である。板取村中で10万本の紫陽花が
植えられている。
森の中に入れば70株ほどの巨大杉が見られ、自然観察路になっている。更に板取川を遡れば、
鮎釣りの太公望を見ながら、天然鮎のコース料理が楽しめる「おもだか」がある。
<岐阜県板取村にて>