風越山は飯田市に別名
「権現山」
と呼ばれる山とは別に、中央アルプスの反対側である木曾谷にも風越山がある。
ガイドブックや地形図を見ても登山口が判然としないので、先ずは国道19号線から吉野集落を目指して走る。
集落の中で行方が分からず、地元のご婦人に登山口を尋ねたら、この道を真っ直ぐに行きなさいと教えてもらう。
結果的には林道吉野東野線に入り込み、長いアプローチの後、右手に数台停車可能な空き地を見つける。
直ぐ近くに、鷹鳥屋登山口があり、滑りやすい急坂を登ると、背後に昨日降った雪を頂いた御岳山の秀麗が現れる。
カヤトの丘に到着すると、紅葉が最高潮で、紅葉越しに御岳山を楽しむ。
薄と紅葉の林の中と進むと、梢越しに白い山が垣間見える。
三角点だけが目立つ風越山山頂に立ち、山頂より更に高い標高1700を越す展望台へ。
展望台からは、滑川の谷の奥の真上に
「宝剣岳」(2931m)、
更に左に、「中岳」(2925m)、「駒ヶ岳」(2956m)、「木曾前岳」(2826m)、尖った三角形の牙岩、
麦草岳(2733m)が見える
紅葉とアルプスの山々を十分楽しんだ後に帰路に付く。
木曾風越山
地図の中央「☆」印が山頂の場所です
<長野県上松町にて>
木曾風越山の紅葉を、下記の「木曾風越山」のボタンをクリックして、32枚の写真でご覧ください。