昨日の天気予報が大外れになり、朝から上天気になったので、急遽外出の支度をする。
遅い出発なので、近場の渥美半島の蔵王山へ向かう。
南麓にある「蔵王山権現の森」の登山口からスタートする。
「宮川橋」を渡って、「三岩コース」へ。
観音様が建つ「慰霊碑広場」から分岐点経由で、蔵王山自然歩道を歩き、「蔵王権現堂」へ。
権現堂やのその上にある芝生広場の紅葉は、差し込む日の光に、深紅に輝き最高の見せ時であった。
蔵王山の山頂展望台には車で来ることが出来るが、登山道の紅葉は歩いたものだけが見ること出来る特権である。
展望台からの眺めも、昨日の雨で透き通っている空気を通して、遠くまで手に取るように見えた。
蔵王山 地図の中央「+」印が山頂の場所です
<愛知県田原市にて>
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蔵王山登頂後、田原の街を散策し、先ず、田原城址に行く。
1480年戸田宗光によって築城された田原城は、田原湾の入江が巴形に城を囲んでいたため、
巴江城とも呼ばれ、現在も跡地に巴江神社が建っている。
戸田氏は応仁の乱の頃、知多半島東部の河和、富貴、師崎の3港を抑え、三河湾の制海権を握り、
渥美半島に進出してきた。
1547年に、松平広忠の子、竹千代(徳川家康)が人質として今川方に送られる途中、
戸田宗光(同名異人)が奪って(竹千代強奪事件)、織田方に渡したことから、
今川義元に田原城を攻められて占領され、田原戸田家は滅亡した。
城跡には渡辺崋山の絵画、書簡、草稿などが展示された田原博物館がある。
城址内に植えられた紅葉は、今が盛りであり、辺りを深紅に染めていた。
田原城址
地図の中央「+」印が城址の場所です
<愛知県田原市田原町にて>
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