田立の滝    2001年11月11日

 霧を棚引かせる霧ヶ滝(左)

 田立の滝は滝群の総称で、最初に現れるのが「螺旋滝」次が「洗心滝」、 三番目がこの高さ40mの「霧ヶ滝」である。
 明るく広い岩肌を滑るように、末広がりにいく筋にも分かれ、二段になって 落ちている。 近づくと霧のような飛沫がかかる。 滝の上には、田立の滝の主瀑の天河滝 の上部が望まれ、絶景の一語に尽きる。



<長野県南木曽町にて>




 田立の滝の主瀑の天河滝(右)

 田立の滝群の中で最大の落差96mを誇る主瀑の「天河滝」は垂直にそそりたつ 花崗岩の一枚岩を、一気に流れ落ちている。
 滝の上に立っている赤い服の人間が、米粒のように小さく捜すことが困難である。

<長野県南木曽町にて>

長野県の滝